2014年7月8日火曜日

Jul 2014 おまけ 

グレイ、モソク、ペイソター。セイチャソ、ロシア軍、そして劉 洪玄。それぞれの思惑を秘めつつ、事件は片が付いた。行方不明となった、発酵ハオマ一瓶を除いては…。

エピローグ


「お、グレイ!グレイじゃないか!どうしたんだ?昨日バスケやるって言ってたじゃないか?おれ、待ってたんだぞ。」


「コワレスキ…おれはおまえをいまほどうらやましいと思ったことはないよ。」

「なに?なんだって?どういう意味だ?わかんないぞ?おい、グレイ!グレイ!?」







- end -




2014年7月7日月曜日

Jul 2014 - p7/p7 - 

湖の底から蘇ったグレイソソ・ピアース。解放されたモソク・コッカリス。ロシア軍秘密部隊と人民解放軍憲兵隊の協力も得て、無事、すべての黒幕、貴霜こと丘 黄淳を倒したが…






第七章 ユーラシアの秘宝 

2014年7月6日日曜日

Jul 2014 - p6/p7 - 

クルガン文化やオクサス文明と共にうまれ、サカ族によって各地に伝播した神酒ハオマ。しかしその精神と肉体への効能はたかだかカフェイン程度のもの。嗜好品の乏しい古代ならまだしも、いったいなぜいま"黄麻党"はその草を求めて暗躍するのか!?---そして、グレイソソの、モソクの、運命は…。






第六章 

ファーメンテイション 

2014年7月5日土曜日

Jul 2014 - p5/p7 - 

カスピ海のもくずと消えたグレイソソ・ピアース。"真のハオマ"と呼ばれる液体(?)の入った樽を牽き上げた黄幇、いや、黄麻党[Huan Ma Dang]。いったい、ハオマとは何なのか!?





第五章 

サカ・ハオマヴァルガー 

2014年7月4日金曜日

Jul 2014 - p4/p7 - 

黄幇のアサシン、猫俘に倒されたモソク・コッカリス。そして、すべてのナゾを解き明かしたかにみえるグレイソソ・ピアース。舞台は再び、アゼルバイジャン、バクーへ。そして戦いは、カスピ海上へ…。






第四章 黄麻党 


- カスピ海 湖上 -

2014年7月3日木曜日

Jul 2014 - p3/p7 - 

ペイソター・タロウ司令官の指示の元、行方不明の植物学者アン・カミングス博士の消息を追って、ワシントンからパキスタンへ、そして上海へと飛ぶモソク・コッカリス。その行く手には思いもよらない危険が待ち受けていた。そして、連絡の途絶えたままのグレイソソ・ピアース隊長の安否は…







第三章 冷面殺手 


- 上海 暗黒街 -

2014年7月2日水曜日

Jul 2014 - p2/p7 -

アゼルバイジャンで発生した二つの事件。天然ガス田労働者の暴発とフジミのライダー。銃弾を受けても猛スピードで転倒しても、怯むことなく立ち上がり立ち向かってくる男たち。まるでゾンビかバーサーカーのようなフジミの肉体。そしてこれらはつながっていた。その後も相次ぐ事件。その軌跡は、例の酒場を中心に同心円状に拡がりつつあった…








第二章 休暇は終わりぬ


- ワシントンD.C.

2014年7月1日火曜日

Jul 2014 - p1/p7 -

古代vs現代!激闘!謎!そして…。

じとじとと降り続く長雨。夏至をすぎてもまっったく夏らしき気配はありません。そんな天候に負けず、行きましょう、7月演目。ジェームズ・ロリンズ氏のアクションサイエンスフィクションシリーズ"シグマ・フォース"に着想を得て、構想半年、着々とプレモを収集し、ついに、開演!

ツグマ・フォース『サカの神酒』!!

…6月に引き続き、大長編となってしまったため、なんと8日にわけてお届けします…

予告編

ツグマ
・フォース…

それは、コロシの訓練を受けた科学者たち…

類稀なる頭脳と身体能力を糧にいま立ち上がるっ!


メカニックにも精通!

世界のあちこちに
神出鬼没!



ブクブクブク…

…バッパボ
…ブババボオビ
…バッバボ!!





これこそが…

われらが力!

われらが魂!!





わらわは神!
神そのものの力を手に入れたっ!

ミューズよっ!!



プロローグ

- はるかな古代…。
   とある大陸の、深奥部…。

サカ・ハオマヴァルガー「…これだよ、これこそが、われらに世界を与える飲み物さ。トンガリ帽子の長よ、まあ試してみろ。」

サカ・ティグラハウダー「信じられんな。こんなものでわれわれが変わると?いつものアレだろう?確かにアレはありがたいが、それほどまでの力があるとは思えんが…」

サカ・ハオマヴァルガー「われらサカは、耕す地を持たん。年々、追いやられる一方だ。儂はこんな境遇には納得できん。しかし、これさえあれば…」

サカ・ティグラハウダー「!!!

こ、これはっ!!


「気分はまさに、
翼をさずけるっ!!!




- …そして年月は流れ、
      時は2014年…。