2015年3月21日土曜日

Mar 2015 - the 2nd 


Not only in Chicago, in San Francisco and in Berkeley, but also in Sandwich, Massachusetts, the spring has been and is being celebrated. First, possibly by Thornton W. Burgess, a conservationist and a writer, and now by his fans and followers. Why not take a look back into his days..

Along The Laughing Brook.

Bobby Coon.

Jimmy Skunk.


And Johnny Chuck!

ソーントン・バージェス。この名前をお聴きになったことがあるでしょうか?和訳では『バージェス・アニマル・ブックス』として、1969年から1972年にかけて金の星社から20冊が刊行された、こども向けの動物絵本シリーズ。

確か、小学校の2年生か3年生の頃、つまり1980年代前半に学校の図書室で発見し、クラスの数人で夢中になって読みふけり、その後、セットで購入。

絵本、と言っても挿絵はモノクロの線画がわずか。しかし、バージェスの筆によって紡ぎ出される擬人化された多彩な動物たちの、愉快で、それでいて科学的に正確に描き出された生態や Why Story すなわち動物たちの特徴の起源を説明する物語は、こども時代のgeneを見事にガッチリキャッチしたのでした。

バージェス?初耳だな?

って方も、アニメ『山ねずみ ロッキーチャック』ならご存じではないでしょうか!?そう、バージェス・アニマル・ブックスは、あのロッキーチャックの原作。原作では"山ねずみのジョニー"というキャラクターだったウッドチャックが、アニメ版では主人公に昇格。名前もなぜかロッキー山脈っぽい名前になりましたが…

(以下、英語版Wikipediaより抜粋)

バージェス氏はマサチューセッツ州サンドウィッチの出身。17世紀に当地に移住した最初のイングランド人の三世代めの子孫にあたる、いわばアメリカの基礎を築いたコミュニティのひとりです。

若い頃は苦労人だったバージェス氏。やがてボストンの大学に進学しますがビジネスの勉強は性にあわず、サンドウィッチに戻り、書物や新聞コラムを執筆するようになります。執筆のきっかけは、こどものために書き始めたベッドタイムストーリーでした。

バージェス氏が過ごしたサンドウィッチには豊かな自然がありました。後にGreen Forest、すなわち"みどりが森"や、Green Meadows、すなわち"みどりが原"として、物語の舞台となるのが、この自然。


なかでも氏がなじんだのは、生計を助けるために幼い頃から働いていた、その仕事場でもあった、豊かな水をたたえた湿地帯でした。

この記憶は、やがて、Laughing Brook、すなわち"ざわざわ川"や、Smiling Pool、すなわち"にっこり池"として、氏が書き残した小説群の舞台となります。

氏の最初の著作となったのは、1910年に出版された"Old Mother West Wind"。つまり、"西風おばさん"。

ザンネンながらこちらは邦訳されていませんが、西風おばさんと娘たちはじめバージェスのキャラはその後に続く作品に何度も登場しますので、邦訳作品でも出遭うことができます。


"Old Mother West Wind"では、後の作品を彩る主要なキャラクターがすでに大勢登場していました。

例えば…


Old Mother West Wind,
and her big bag
slung over her shoulders
with her children,
the Merry Little Breezes in. 


Peter Rabbit!
ピーター・ラビット!

a.k.a.

Peter Cottontail!
うさぎのピーター!

『いばらやしきのピーターうさぎ』より


Jimmy Skunk!
スカンク・ジミー!


『スカンクジミーのピンチ』より



Sammy Jay!
かけすのサミー!

『森のやじうま・かけすのサミー』より


…Blue Jayということで^_^;
 頭部がずいぶん違いますが…

Bobby Coon!
あらいぐまのボビー!

『あらいぐまボビーのしっぱい』より




西風が吹いてくる…



そしてほかにも、バージェス氏の作品群には多くの北米の動物たちが登場。

Buster Bear!
くまのバスター!

『くまのバスターはあわてもの』より




バスター
 冬眠から醒める


          の図

Reddy Fox!
こぎつねレッド!

…と…

Old Granny Fox
おばあちゃんギツネ

『子ぎつねレッドの大しっぱい』より




Chatterer the Red Squirrel!
おしゃべりりすのチャタラー!

Danny Meadow Mouse!
のねずみダニー!

『のねずみダニーのぼうけん』より

ホントはダニーは短い尻尾に悩んでいるので、このネズミではないはず^_^; そう、これはハツカネズミ。。。



Digger the Badger!
あなぐまのディガー!

Prickly Porky!
やまあらしのプリックリー!

『やまあらしプリックリーのひみつ』より

…プレモにやまあらしはいないので
  ハリネズミ君が代役、です^_^;

…ホントはプリックリーはデカいんです^_^;


Mrs. Quack!
かものクワックおくさん!

『かものクワックおくさん』より


Old Man Coyote!
コヨーテおやじ!

『コヨーテは森いちばんのりこうもの』より

…ボトルの後ろに隠れているんですヨ…
…なにせ、りこうものなので…
…ほかの写真にて書籍の横をご覧ください…



Lightfoot the Deer!
(スミマセン、和訳名、失念)



…そして…

Johnny Chuck!
やまねずみ
ジョニー!

『やまねずみジョニーのひみつ』より



まだまだ。フシギな動物たちも加わります。


Mr. Condor!
コンドルおやじ!

『コンドルおやじのぼうけん』より




Paddy the Beaver!
ビーバーのパディ!

『ビーバーが森にやってきた』より

Blacky the Crow!
からすのブラッキー!

Hooty the Owl!
ふくろうのフーティ!
邦訳の名前は違ったかも。。。

Whitey the Owl!
ふくろうのホワイティ!
ってのもいるそうです。






A wood is falling...

... falling to the ground..


Watch out!!


What are you doing, Jerry?

No, I'm not Jerry.
Not Jerry Muskrat.

My name is Paddy the Beaver.

ジャコウネズミはプレモに無し。よってジェリーは再現できず、ザンネン。

『じゃこうねずみジェリーのたんけん』


Grandfather Frog!
じいさまがえる!

『じいさまがえるのたび』より


Billy Mink
ビリー・ミンク

Little Joe Otter
かわうそのジョー

Jerry Muskrat
じゃこうねずみジェリー

Spotty the Turtle
カメのスポッティー

Laughing BrookやSmiling Poolに集まる水辺の仲間たち



"Whitey Saves Jumper".


Drummer
 the Woodpecker!
きつつきのドラマー!
って邦訳版に出てたかな。。記憶なし。。



Jumper the Hare
 is a Hare, not a Rabbit.

Striped Chipmunk!

and

Happy Jack Squirrel!


Both are cousins of Chatterer.





Old King Eagle!




from "How Old King Eagle Won His White Head"

Mrs. and Mr. Trout

…このほか、『うずらのボブのぼうけん』のMrs. and Mr. Bob White、『ふくろねずみのビリーおじさん』のUnc' Billy Possum、『にっこりいけのヒキガエル』のOld Mr. Toadなどなど、和訳されただけでも無数の魅力的なキャラクターが。

中でもジミー・スカンクとビリーおじさんは、たまごどろぼうの件、ニワトリ小屋の件、コンドルおやじの件などで、自然に生きる動物たちのほんとうの姿を学ぶコツを教えてくれました。

Farmer Brown 

それから、自然に暮らす彼らのほか、おひゃくしょうのブラウンさんとその息子 Tommy Brownや、犬のバウザー Bowser the Hound も、物語に参加しています。こんな自然に囲まれた農場、うらやましいですね!

ちなみにブラウンさんは銃を片手にジョニーを獲りに来るなど、結構シビアです^_^;

その分、ニワトリ小屋が襲われたりもしますので、お互い様ということで。。。





思えばgeneのアメリカ大陸大冒険、ここからはじまっていたのでした(^_^)

Smiling Pool

Crooked Little Path


Lone Little Path to the Wood


そうして、2005年頃。バージェス氏他界から40年。


当時カリフォルニアにいたgeneは偶然にもAmazonだかなんだかでDover Publicationsのペーパーバック版のバージェスシリーズを発見。ボックスセット2つ+10冊程度を入手しました。1冊あたり米ドルでなんと…$1.50~!! ありがとう、バージェス、ありがとう、Dover。ありがとう、サンドウィッチの自然と動物たち(^_^)


現在、YouTubeで多数のオーディオブックを聴くこともできます。ボランティアの方々、ありがとう。



Great thanks to Mr. Burgess,

  and Old Mother Nature,
    a.k.a. Old Dame Nature!


R.I.P. T.W. Burgess.
June 5th 2015 is his 50th memorial day.


Heritage of Thornton W. Burgess.







Endroll

  • 5252 Native American Children with Bear Cave
    • Laughing Brook
    • Buster Bear
    • Paddy the Beaver and a falling tree
    • Old King Eagle
  • 6318 Alpine Animals [add-on]
    • Johnny Chuck and his family!
  • 3226 Skunks
    • Jimmy Skunk and his family
  • 7174 5 Ducks and 4 Ducklings [add-on]
    • Ms. Quack and her family
  • Others
    • Peter Cottontail and his family
    • Sammy Jay and birds?
    • Bobby Coon and his family
    • Reddy Fox and Old Granny Fox
    • Chatterer the Red Squirrel
    • Danny Meadow Mouse and his family
    • Digger the Badger and his kids
    • Old Man Coyote
    • Lightfoot the Deer and his herd
    • Mr. Condor
    • Blacky the Crow
    • Hooty or Whitey the Owl
    • Drummer the Woodpecker
    • Grandfather Frog
    • Jumper the Hare, Striped Chipmunk and Jack Squirrel





8:10:38 ! The longest content on YouTube I have ever found!


Another extra folk


Prickly


Porky

the Porcupine

comes



to the



Green Forest!


 as a stranger to all
  Meadow People and Forest Folks
   but old and wise Grandfather Frog..


A big, fat, slow but brave guy,
his name is Prickly Porky the Porcupine!