Nov 2017 Dragon, Take Me Higher
そして11月。ドラゴンを遂に開封!
ヴァイキング娘アスティことアストリッドと、その乗騎となるドラゴン、ストームフライ。この美しい彩色!このすっとぼけた顔!10月の『Ghostbusters』に続いて、プレモのコラボ商品をとりあげます。コラボ相手はご存じ、『ヒックとドラゴン』(原題:How to Train Your Dragon)です。
Stormfly! I'm Astrid!
Call me Asty, and take me higher!
Dragon or Porsche!?
この11月、買い置きしていた中型セット2つ、『ヒックとドラゴン』よりアスティとストームフライか、あるいはポルシェ911GT3か。どちらを開封しようかと迷っていた時、
HuluだかNetflixだかで『ヒックとドラゴン』を発見。
そう、geneは実はこの映画を観ずにして、このプレモのストームフライの彩色とアスティの衣装に惚れ、購入していたのでした。。。
そしてショップの方から、オススメなのでぜひ観てくださいって話を聞いていて。
その理由は、Apple TVを英語環境にしているため、”ヒック”で探しても出てこないんですね…^_^;
原題は、"How to Train Your Dragon"です。
Before "How To Train Your Dragon"
というわけで、11月はドラゴンを開封することに決定!
先に映画をみてしまうと写真、動画、演目がそっちにひっぱられてしまいますが、今回はシリーズでの購入は控え、アスティとストームフライのパッケージのみ入手したため、あくまで映画とは別なストーリーで創ろうと決めていました。
そのため急いで開封して撮影、イメージトラックの制作、そして動画化^_^;^_^;^_^;
動画のための絵作りを優先したために、いつもの演台(プレモ座撮影用の棚)ではなくって食卓での撮影のみとなりました。
What it "Pax Fantasica"?
ですから、厳密にいえばこれは、ここ"pax fantasica"の「演目」にはカウントできないはずなんです。
演目はあくまで、本棚にしつらえた舞台、通称「劇団プレモ座」の小屋で演じたものをそう呼んでいるからです。
が、、結局11月は時間が取れず、アスティとドラゴンを演台に持ってくることなく、ゴーストバスターズたちが陣取ったままに終わってしまい^_^;^_^;
まあそこは、おおらかにいこうや、ってことで、こちらの写真をここに使うことにしました。
というか、9月、10月、11月、そして実はこれより前に書いている12月、すべて、ストーリーもセリフも適当なので、そもそも場所以前に、「演」じてないじゃん…
^_^;^_^;^_^;
まあ、おおらかにおおらかに。
The Alternative Story of Astrid and Stormfly
さて、そんなことより、こちらのパッケージに詳しい方はすでにここまでに写真をご覧になってお気づきでしょう。
そう、このアスティ、襟巻をつけていません。。
実際は、ファーというかボアの豪華な襟巻をつけていて、さすが北欧の人だけあって防寒対策バッチリなんです。上空でもだいじょぶ。
しかしご覧のとおり、着けていません。
実はパッケージ撮影をした後、パーツを並べて出した段階で、プラスチックバッグの中に入ったままだったのに気付かず、そのまま組んで撮影してしまったのですね。。
アチャー(>_<)
襟元にアクセサリーも描かれているのでなんとなくこれでいい気になってしまって…
手首と足首はしっかりボアで防寒してるのに、肝心の首まわりが寒々しい(>_<)
しかも、そのことに気付いたのは、動画制作中に仮チェックしている時…。
前半に出てくるパッケージとじぶんの撮影した写真のマチガイ探しに気付いてしまいました(T_T)
あー、ま、いいんですけどね。
で、いちおうつじつまをあわせようと、後付けでストーリーを創り出し、動画のテキストキャプションに盛り込みました。
そのストーリーとは…
アスティは
ストームフライと出逢い
彼の力を借りて
遠く高く空の高みに登り詰め
そして、
温もりを手に入れた…
って、つまり、襟巻取りに行く話かいっ!^_^;^_^;^_^;
ハイ、崖の上に飛ばされてしまった襟巻を取に行く話…
いやいやいや
映画では、ヒックとの出逢い、ヒックという人物を知ること、それがある意味、保守的で画一的な価値観しか持たなかった冷徹なアスティを変えていくのですが、ここではヒックがいないため^_^;
ストームフライが彼女を変えたって話になっています。
そうそう、映画ですが、
かなりよかったですよ!
正直、geneはピクサーとかの欧米型CGアニメーションってニガテで。
絵柄があくまでこどもっぽうカートゥーンの延長にみえるし、人物の顔をどこの民族でもないように描こうとしてかえって頬骨の高さやアンズ型の眼がアジア向けの媚びみたいになってて、イヤなんです。
でもこの作品は、そんなことを差し引いてもおもしろかったし、ナイトヒューリーのネコっぽい造形の妙や、随所に出てくるドラゴン図鑑、それからヒックの作る「尾翼」など、絵的にも素晴らしかった。
なにより、バイキングという、一番リア充集団というか、マッチョ集団の中で、特異な才能と性質をもったヒックが、集団の世界観を変えていくところを描いた点は、イノベーションの重要さが増しているいまの世の中にピッタリなテーマだったと感じました。
ただ、アスティは、プレモのほうがずっと可愛いかったけど^_^;
Dragon Do Not Speak!?
そして、映画を観終えて、たいへんなことに気付きました。
geneの作った動画には、『ヒックとドラゴン』のキャラクターとしては大きなマチガイを含んでいたのです。。
そう、この映画、、
ヒトとドラゴンが交流するのですが、そのドラゴンたちは、、、
喋りません!!
これって結構珍しくないですか?あくまで、獣として、あるいはペットとして描かれるドラゴン。魔獣じゃあないんです。
geneの動画では、アスティとストームフライがお互いの名前を名乗ったりと会話をしていますが、こういったことは映画では、ありません。あくまであいての表情やしぐさ、態度など、ノンバーバルな情報からお互いを理解し交わろうとする。それもまたこの映画のおもしろいところなのです。
さて。ひとり語りもそろそろ終わりに近づいてきました。
こちらの写真6点は、「襟巻つけてなかった!(T_T)」に気付いた後、翌日慌てて撮りなおしたものです。
三つ編みで隠れてはいますが、右肩のところはおわかりでしょうか?
この写真を加えて、動画を修正し、完成版としました。
ご覧ください(^_^)
Appendix: Soundtrack Notes
なお、こちらの楽曲『Dragon, Take Me Higher』は、2016年2月の演目『BOTACL'S TRADING POST』の写真を元に動画化した、『Shape of Who?』の中に登場したメロディーを発展させて制作しました。
Shape of Who?ではバックを担ったパートの中にほのかに聴こえてくるだけで、しかも音色がシンセパッドなのでわかりにくかったのですが、RPGっぽい、ファンタジーっぽい感じが出せてるんじゃないかなあとわりと気に入ったのでそれを元に膨らませてみました。1分8秒あたりからはじまっている部分です。
この楽曲で初めて、Native InstrumentsのKOMPLETEに含まれる"Strummed Acoustic"という音源を使用してみました。その名のとおりアコースティックギターなのですが、コードと奏法の組み合わせがたくさん音源化されていて、フレットノイズなんかも入っている緻密さ。メロディーにあわせてキーボードで簡単にコード進行を組み立てられますが、キーを押して放すタイミング次第でニュアンスが変わってくる面もあり、奥深く遊べそうな音源でした。Aviiciなど、デジタルメインのダンスミュージックを、カントリーと結びつけるなど新たな動きが出てきたここ数年、ついには長淵剛さんもダンスミュージックを制作するような時代ですが、こうして使ってみると改めて、アコースティックギターってダンス音楽と相性がいいんだなと実感しました。
ちなみに難しかったのはイントロ部分。ドラムキットにはいっているコードセットを使ったので本編とあわず、不協和音がめだってしまいました。それはそれで不穏な空気のはじまり方もいいかなと思ったのですがあまりに聴きづらいとあれなので、アップしているv1.1は多少ましじにしているバージョンです。
2017.12.30