Feb 2017 Roman Deities on their Orbits vol.1
みなさん、こんにちは!『PBC地球伝説』専属カメラマン兼ナレーターを副業でやっている、準教授の崔観宇です!
いやー、寒いニダ!いや、寒いですねー!え?もう暖かくなったって?確かに…。なぜかえらい早く花粉飛んでますしね…。
ともあれ!2月!2月といえば冬!冬と言えば夜空の星!というわけで『PBC地球伝説』では、2017年2月の夜空を彩ったあの天体たちをフィーチャーしてお届けしたいと思います。
え?またギリシャ神話かって?いやいや、お兄さん、違うんですよ。この演目では彼らは、ギリシャのオリンポス12神ではなく、ローマ神話の神々として登場!
え?結局同じだろって?うーん、ま、そこはおおらかにおおらかに!きょうはあんまり薀蓄を並べる尺がないそうなので(というか実はあんまり知らないかも…)、みなさん、詳しいことはWikipediaに尋ねてくださいね!神話ネタ、星ネタなら、英語版に限らず日本語版もそこそこ充実していると思います。
では、はじめましょう。題して、『軌道を漂うローマの神々』!
はじまりはじまり~
あー、崔さん、マエセツ終わったんすか?
おいおい、テキトウにTV用語を使うんじゃないよ。これはマエセツって言わないの。れっきとした、収録されるナレーションだよ。
へー。
ま、いいけど。ところで新人君!キミ、名前は?
えっと、えっと、いや、前回出演時には名前なかったんで…
???
あ、名前は、ジャン=ポール・ポルニャレフっす。
ポルニャレフ?うーん、どこかで聴いたような名だなあ。まあいい。キミの撮ったあのオオヤマネコの映像は素晴らしかった!あれに感動してボクはキミをPBC地球伝説のスタッフとしてスカウトしたんだ。がっかりさせないでくれよー。
…いや、言ってないし… |
つか、どうみてもおれのほうがあいつよりかなり年上っぽいんだけど…。アジア人は年功序列だってのはウソなのか?
で、パイセン、きょうは何を撮るんでしたっけ?
だーかーらー、ザギンでグーフーとか、ギロッポンとか、そういうのうちの局にはないから!
そう!あらためて、きょうのテーマは星だ。星と言っても、星座や恒星じゃあない。
そう、あれは思い出すのも懐かしい。
このブログがはじまるきっかけになったのは、オリオン座、おおいぬ座、おうし座、プレアデス星団、それにペルセウス座とアンドロメダ座をとりあげたあの演目だったね。でもきょうは違う。
あれだよ。
ん?美女っすね。
そう。
夜空で最も美しい星。
それは…
太陽系の惑星だ!!
ほほー。
特にこの2017年2月は、金星が地球に大接近し、宵の明星として夕暮れ時の西の空で多くの人を感動させた。
そしてっ!あ!あっちだ!
ポルニャレフ君、カメラ回して!!
は、はいっ!
センパイ、あれは?
あれは…
我らが地球の衛星、
月だよ!
もちろん月はいつも空にある。
満ち欠けを繰り返しながら美しい三日月、満月、それに十六夜月に朧月夜、さまざまな美しさをみせてくれる。
がっ。
ことしの2月は特別だ。
なぜなら、木星を伴ってのランデブーが観測できたんだからねっ。
それっ、
激写だっ!
ちょっとアンタ、ぱんつ撮ってんじゃないわよ、このヘンタイカメラマンめ!
先輩、先輩、そいつアブなそうっすよ。武装してるし…。ちゃんと隠れて撮らなきゃマズいっすよ。
いや、ポルニャレフ君、隠れて撮ると余計にヘンタイぽいだろ…。
確かに…。でもホントあの子、「パン2〇みえ」っすね。
いや、ハンドサインしなくていいから…。
あっちにみえるのが、その噂の木星だな。
神々の王、ゼウスっすね!
そう!だがポルニャレフ君、忘れたかな?きょうはギリシャ神話じゃあなくてローマ神話で語ろうではないか。
ゼウスではない。ジュピターなのだよ。
そ、そうっすね。(めんどくせー。どっちでもいー。)
何か言った?給料、減らすヨ? |
まあ、そんなわけで、きょうは金星、木星、月、そしてザンネンながら簡単には観測できなかったけれど同じく西の空で金星に大接近していた海王星を、取材してみようと思います。
しゅ、取材…?
取材じゃイヤなら、フィーチャーでっ!
や、どっちでもいいっす!
(つづく)