Feb 2018 Seven Deadly or Happily, Whichever vol. 4
懐かしの顔ぶれから新人まで。"pax fantasica"と"production 75mm"のミュージシャンを満載したこの船は、そう、財団の私設海難救助隊チーム・ココ=マイアミに属する、東方重工(IHI)製人工知能搭載オーケアニデス級高速艇の弐號艦、ネーレイデス号。なんでも最近、並列化されたGPUを追加搭載し、これまでのCPUだけの時よりも格段にスピードアップを果たしたとかしないとか。さて。それはさておき、きょうはミュージシャンたちに注目です。『Soundtrack - Seven Deadly or Happily, Whichever』
えー、崔です。えー、どうやらサウンドトラック総責任者の元サウンドエンジニア氏が船酔いのため少々船室に戻ったようで、そのあいだ、例のキーボーディスト、クロエ・サザンフィールドさんの紹介にいってみようかと思います。あ、でも、船酔いの時は甲板にいたほうが治るんだけど…
ハイ。それはさておき。
クロエさんは、なんと2017年のSpecial Plus出身なんだそうです。これまでになかった白いタイプのキーボードと、レトロな外観のスタンドマイクをもった、弾いて歌えるシンガーソングライターです。
財団のレーベル "Gene at the Table" からも楽曲を何曲か発表しているようですね。えっと、曲は…
- "Shape of Who"
- "Dragon, Take Me Higher"
- "To the End of Sky"
へー、あのファンタジー的、ゲームミュージック的な音はこのシンセサイザー・キーボードで奏でられているんですねー。
注:ウソです。ホントはNATIVE INSTRUMENTSのKOMPLETE KONTROL S25とKOMPLETE音源です。
へー、もともとキーボディストとしては、あのウェザリポがトラックメイク総指揮を、DJ Zがドラムパートを手掛けた、"Ghostbusters: They Are Back - Oktober Chill"や"Black Daydream"に参加したところがキャリアのスタートなんだそうです。
確かに、このあたりからGene at the Tableのリリースする曲にピアノやキーボードサウンドが増えて行ってましたね。
えーっと、こちらの機材ですが、実はこれ、高性能なMIDIキーボードで、別途PCに格納している音源を使ってさまざまな音色を表現する、いわばSoftware-Definedでハイブリッドな機材なんだそうです。
しまった!だったらキーボード上にPCをおいておけばよかったっ
DJ Zがよく使っている16パッド搭載のドラムマシンと同じですねー。
ちなみに彼女も例にもれず^_^;別名義 roxanne として、中東から地中海東岸地域のミュージシャンたちとコラボしたり、ドローンサウンドを駆使したりしながら、独特な劇伴音楽も手掛けているとか。
代表作は昨年の冬至を記念してリリースされた太陽再生讃歌 "Cross Road - It's long and winding"や、魔法モノの"Fairytale volatile"シリーズ、そして彼女の劇伴デビュー作でもある"Lost Tribe - The Age of the Beasts"。生ドラムやエキゾチックで地球的なコーラスや効果音が特徴的です。
以上、新人ミュージシャン、クロエ・サザンフィールド a.k.a. roxanneさんの紹介でした!
To be continued..