Mar 2014
春。Vernal Equinoxももうじき。
そんな萌え出ずる季節の"pax fantasica"はいつにもましてファンタジックに。
2007年にはじまり2013年を彩ったFairyシリーズについに手を出してしまったgene。これが『ドラゴンランス』や『Wizardry』にはじまったgeneの旅の終着点なのか・・・。それともGeobra社の誘惑か・・・。
では、この春の演目、『妖精たちの春 -きのことくさきの新しい季節-』、お楽しみください。
the end of hibernation
何やら、暖かくなってきた様子。
春。
めざめの季節です。
そして、くうふくの季節。
眠い~
ハラヘタ~
バジャーにつづいて
ハリネズミも目を覚ましてきました。
眠い~
ハラヘタ~
おおきなみんなもおめざめです でもハラペコベアには気を付けて!?
いえいえ、まだまだねぼけなまこ、、、チガッタ、ねぼけまなこです
Vernal Equinox in a forest |
女神たちの散歩
春はおでかけの季節。女神たちも
じっとしていられません。
狩人の女神も、
楽人の女神も、
馬に乗って散歩です。
お供はそれぞれ
キツネと
アナグマ♪
ハヤブサも元気です
きのこのめざめ
ふあ~よく寝た
よく寝たzzz
切り株から目を覚ましたのは
きのこの妖精です!!
かわえ~♪
ベニテングタケ?
シダに囲まれご機嫌です
くさきの芽吹き
草木や花々も芽吹き始めます。緑の妖精はオトナ。
アザミの妖精と
紫のバラの妖精は
まだまだこども
同じく目を覚ました
子鹿とたわむれます
「お手!」
いやいや・・・
妖精たちの春
まだまだblooming♪赤いバラの妖精は気の早いヒマワリの妖精に二輪車を牽いてもらってごきげんです。
しゃなりと日傘なんかさしています。ナマイキな(笑)
「ヒマワリのところまで牽いたら交替だからね!!」
妖精たちの春の祭典 Le Sacre du Printemps |
リサ・ラーソン作 陶器のクマもお祭りにかけつけました 金のカエルもね |
そこは
サンタ・クルズの山奥深く。
渓谷の奥深く、レッドウッドの森にいただかれて、今年もまた、草木やシダやきのこたちが、ざわざわとさわぎはじめました。
もう春はそこまで来ています。
エンドロール
- 狩猟の女神ダイアナ : 5448 森の妖精ダイアナ
- 音楽の女神スーリヤ : 5449 森の妖精スーリヤ
- きのこの妖精 : 4194 キノコの妖精の隠れ家
- 蓮華の妖精 : 7463 妖精と小鹿(add-on) より 小妖精
- バラの妖精 A : 7463 妖精と小鹿(add-on) より 小妖精
- バラの妖精 B : 4197 お花の妖精と葉っぱの二輪車 よりバラの妖精
- ひまわりの妖精 : 4197 お花の妖精と葉っぱの二輪車 より ひまわりの妖精
- 妖精A : 7463 妖精と小鹿(add-on) より
- 妖精B : fi?ures series 4 ガールズ 3. 妖精
- 妖精C : fi?ures series 2 ガールズ 1. ティンカーベル
- animal actors
- キツネの親子 : 4204 キツネとアナグマより キツネの親子
- アナグマの兄弟 : 4204 キツネとアナグマより アナグマの親子
- ネズミの親子 : 4204 キツネとアナグマより ネズミの親子
- ハリネズミ : 4194 キノコの妖精の隠れ家 より ハリネズミ
- ダイアナの馬 : 5448 森の妖精ダイアナ より 馬
- キツネ : 5448 森の妖精ダイアナ より キツネ
- ハヤブサ : 5448 森の妖精ダイアナ より ハヤブサ
- スーリヤの馬 : 5449 森の妖精スーリヤ より 馬
- アナグマ : 5449 森の妖精スーリヤ より アナグマ
- ヘラジカ/ムース/エルク : 7189 ヘラジカ(add-on)
- めざめのクマ(特別出演) : リサ・ラーソン ベア(小)
- オリオン(友情出演) : 5408 オオカミと森の戦士(special plus)
月に一度のデートです また来年☆彡 |
あとがき
ふだんいかめしくちなまぐさい^_^;テーマの多い"pax fantasica"ですが、本来の(?)プレモの世界にはもっとやわらかいのもあるよ、ということでやってみました、ガールズ・ファンタジー。妖精の世界です。何をおいてもまず、「4194 キノコと妖精の隠れ家」ではないでしょうか!!
実はgeneは2007年~2012年のあいだの5年ほどプレモとちょっと離れていたせいもあり、このあたりの展開はぜんぜん知りませんでした。あるとき(2013年)、ふとショップのWebをみていてびっくり。なんなんだこれは~~ かわええ(@_@。・・・
もともときのこ好き、菌類好き、キノコ刺繍の帽子まで持っている『もやしもん』(菌についてもっと知りたい人は英語版から!)大好きなgeneとしては、こんなに真ん中をついてくるプレモはひさしぶり。どうしても近くで見てみたい!!・・・と思いましたが後の祭りで、当然大人気なこの商品は店頭でみかけることはありません(泣)
確か再入荷!されてもすぐにまた売り切れてしまう人気ぶりだったと思います。そんなこんなでもうほぼあきらめかけていた頃、とあるところで発見!うーん、値段が吊り上げられているなあ・・・と普段なら買わないところなのですが、これはもう機会がないかもとあえて禁をおかして入手。。
届いた時には感無量でした。箱がカドがまるっとしたものなのもポイント高いです。開けるのがもったいないとひさびさに思ったプレモでした。
2013年(本国では2012年からなのかな?)にはFairyシリーズは大躍進。おりしもSchleichでも妖精シリーズの「bayala」が展開され、さながらドイツは妖精祭り。ペガサス、ユニコーン、花の馬車、妖精の島などなど大きなセットがプレモからもたくさん発売されました。
geneは今回は大きなセットは買わず、昨年のギリシア神話でペルセウスの乗騎ペガサスのために必要だった「5144 銀色のペガサスとお姫様」をまずゲット。
その後、オリオンの恋人だと知った狩猟の女神ダイアナの再現のためにその名もずばり「5448 森の妖精 ダイアナ」。対になる「5449 森の妖精スーリヤ」もついつい。。ちなみにダイアナはギリシアの月の神ですが、スーリヤとはインド神話(ヴェーダ)に登場する太陽の神スーリヤからでしょうか。ただし本来のスーリヤは男神です。
妖精の女王や姫の乗った大きな馬車や舟は所蔵していないのですが、気になったのは二輪車(「4197 お花の妖精と葉っぱの二輪車」)と手押し車(「4196 ブルーベルの妖精と手押し車」)。特に4196には摘み取ったカラーがついているのがよい!・・・ですがこれもいまでは入手困難品。。ザンネンながら、4196は春までに入手できませんでしたが、4197には今回の祭典に参加してもらえました!!
特別出演はスウェーデンの陶芸家、リサ・ラーソンのつぶらな瞳のクマ。ライオンの陶器は有名、もう21世紀の代表的ポップアイコンですね。すっかり商業化されてしまった感もありますが^_^;、長年迷いに迷っていたgeneも、ちっちゃいクマをひとつ、うちに連れ帰ってしまいました。are not立川店さん、ありがとう。ルミネ有楽町店オープンおめでとう♪
というわけで、Fairyシリーズ、春の大宴会でした^^
なお2014年のVernal Equinoxは、3月20日16:57だそうです。
おまけ
"pax fantasica"の最初の演目ともなったオリオン。オリオンはギリシアの誇る狩人。狩りの女神であったアルテミス(ローマのディアナです)の目に留まらぬはずはありません。二人はまたたくまに恋におちました。しかしそれを面白く思わないのはアルテミスの双子の兄、アポロン。ある日アポロンは妹を狩りに誘い出します。妹の腕前をさんざん褒め称えた後、「でもさすがにおまえも、あの向こうの浜辺にみえるあれを射ることはできまい?」負けず嫌いのアルテミスは「お兄さま、見てらっしゃいッ!」とばかりにえいっと矢を射ます。見事狙いは的中~!「ほら、ごらんなさい。」獲物を拾うために浜辺に向かったアルテミスは愕然。。。
なんと彼女が射たのは愛しい愛しいオリオンだったのです。
涙に濡れるアルテミス。
---つーか、兄、ひでーよ、これは---
あまりの悲劇を悼んだ双子の父にして神々の王、ゼウス、つまり木星ジュピターは、オリオンを天に上げ星座にします。それも、月に一度、アルテミス(=ディアナ=月)が通る白道上に。
かくして冬の間だけでも、アルテミスとオリオンは月に一度の逢瀬を楽しみます。10月、11月、12月、1月、2月、3月。二人が逢っている間、兄の太陽神アポロンはふてくされているのでしょうか、それともゼウスのおしかりでしおらしくしているのでしょうか。寒い日が続きますね。
今年は昨年に続き、お父さまの木星が、娘とその恋人を見守っていました。きょうもたぶん、真夜中頃には、オリオン、アルテミス、ジュピターの共演が南の空にみえるでしょう。
さて。そんな冬ももう終わり。
アポロンは心機一転、ヘリオスの馬車に乗ってふたたび意気揚々と還ってきます。
オリオンはしばしさようなら。
まあ、、、冬の間中、プレアデスの七姉妹を追いかけまわしていた浮気男ですけどね(笑)
アルテミス「このバカ!また射るよ!!」
さてさて、Mar 14th。オリオンはアルテミスに何をあげたのでしょうね?
小鹿のソテーでないことを祈ります(笑)。
おにくもいいけどたまには草食狩人もわるくないヨ
おしまい