May 2015 - あとがき
トクにオチもなければ盛り上がりもないまま、のほほんと終わった春の演目^_^;。『牧歌物語 - S.P.Q.R. - Spring Parade on Quentin's Rolling wheels -』。クエンティン少年とそのなかまたちをご紹介するあとがき、少しお付き合いください。
End roll
ロベルティーノ農場の人々
- クエンティン・ロベルティーノ:4943 農家のトラクターと男の子(egg)
- 姉:メロディ・ロベルティーノ:fi?ures series 4 ガールズ 02 農婦
- 妹:ロレッタ・ロベルティーノ:4785 ヤギの家族と少女(special plus)
- 父:農場主のロベルティーノさん:4496 トレーラー付きトラクター
- ヤギ係のロバート君:3116 農家とヤギたち
- 薪割係のアンソニー君:5412 樵/きこり(special plus)
- マーケッターのローレンス君:6121 野菜スタンド
- ビルことウィリアム・ヘンリー三世くん
:5514 牧場の女性と少年(ブリスターセット) - ベスことエリザベスちゃん
:4794 モルモットと女の子(special plus) - ビアトリクスちゃん:4740 こどもとロバ(special)
- 5252 Native American Children and Bear Cave
- アパッチのホーク君
- アパッチのクロウ君(作中名前なし)
- アパッチのロビンちゃん(作中名前なし)
- ナヴァホのファルコン君(作中名前なし):3250 ウェスタンセット
ファーマーズマーケット
- マーケットセットとたくさんの野菜:6121 野菜スタンド
- お姉さんじゃなくてお母さん(ユマ):6121 野菜スタンド
- 妹じゃなくて娘(ミア):6121 野菜スタンド
- エキストラの買い物客
:4765 農家のお姉さんと2匹の羊(special plus)
ロベルティーノ農場の動物たち
- モルモットたち:4794 モルモットと女の子(special plus)
- マザー・ゴート(ナニー):3116 農家とヤギたち
- ファザー・ゴート(ビリー):3116 農家とヤギたち
- 仔ヤギ
- 3116 農家とヤギたち
- 4785 ヤギの家族と少女(special plus)
- 仔ブタ:5514 牧場の女性と少年(ブリスターセット)
- 仔ロバ:4740 こどもとロバ(special)
- ポニー(黒色の鬣):5252 N.A.C. and B.C.
- ポニー(黄色の鬣):3250 ウェスタンセット
- マス/レインボートラウト:5252 N.A.C. and B.C.
- 旧ヒツジ:6204 5匹の羊と羊飼い(add-on)
- 荷台に隠れた仔ヤギ
- 3116 農家とヤギたち..にミスで入っていたおまけ
- 黒猫とネズミ:5412 樵/きこり(special plus)
- マーケットの動物
- ニワトリたち:3076 農婦セット
- 仔ウシ:4778 農家の女性と子牛(special plus)
- 新ヒツジ:4765 農家のお姉さんと2匹の羊(special plus)
- ミルクを飲む黒猫:5332 リビングルーム
- ダックスフント:fi?ures series 2 ボーイズ 10 犬と男の子
- ポニー(灰色の鬣):6256 3頭のポニーと餌桶(add-on)
- 黄色い紐の馬:6257 3頭の馬(add-on)
- 友情出演動物:Scheleichより
- 黒毛の牛(オス):13722
- テキサスロングホーン牛(オス):13721
- ホルシュタイン牛(メス):13633
- ジャージー牛(メス):13641
車輛協力
- クエンティンのトラクター「John Deere 赤い彗星 号」
- 4943 農家のトラクターと男の子(egg)
- ロベルティーノさんのトラクター「Massey Ferguson」
- 4496 トレーラー付きトラクター
- 干し草、水色のフォーク、Nokiaの携帯電話も同セット
あとがき
はい。農場プレモ。総出でやってみました。いやー、なんだかんだ、この演目のために買い揃えているうちに、気が付いたらすごい集まっていました。むしろ、撮りきれないくらい。
出演した農業プレモのほか、頻出のヨセフとマリアとか、ドイツな娘さんたちとか、中世~近世っぽい農場プレモも何体かいるのですが、ここでは現代モノに限定してみました。でも途中どうしてもネイティブアメリカンは登場させたくなり、ジモトと新参者、的な感じで採りいれておきました。
ちょーっとゴチャっとした絵になったなあと反省^_^;
なんだか、始終ピントがあっていないような感じは、近い距離にたくさんのプレモを並べすぎてしまったせいか?
誰がクローズアップされているのかわからない、隣の人にピントが合ってしまう、などなど。。。群像劇、ということでご容赦を。
ロベルティーノ家
演目のプロットの都合上、結局あまり多くが語られなかったロベルティーノ家ですが、ちょっとだけ登場する「スピードワンコ財団の施設居留地 "The Reservation"」の記載からもわかるように、財団とちょっとだけ繋がっている一族です。ロベルティーノ一族は、イタリアからアメリカに移民した一家。当初、ホソボソと農場を営んでいましたが、その土地の一角を"とある理由"のためにスピードワンコ財団が買い上げたために財力を得、このように、大型トラクターやファーマーズマーケットも備えた大農場に発展しました。買い上げられた土地は、財団の某目的に一時使用された後、その大半が、"The Reservation"として再編されたのでした。
キャラクターの名前の多くは、あの、超有名な映画監督から来ています(^_^)
昨年、ハロウィンの時、トラクターでカボチャを運ぼうとしている少年をを登場させる際、映画『Pulp Fiction』のPumpkin & Honey Bunnyの二人のワルを登場させたがために、少年の名前がクエンティン君となっていました。ゆえに、それをひっぱって、それ繋がりの名前に。
姓のロベルティーノは、タランティーノの"ティーノ"と、盟友ともいえるロバート・ロドリゲスの"ロバート"すなわち"ロベルト"の組み合わせ。にもかかわらず、ロドリゲスの名前、ロバート・アンソニー・ロドリゲスから、ロバート君とアンソニー君という二人のキャラを再び作ってしまいました^_^;
ハウス・ディーヴァ
ただ、姉のメロディさんと妹のロレッタちゃんは、タランティーノとは関係ありません。その名の由来は、『Through The Fire』ほかGTSの楽曲でヴォーカルを務めたことで一躍有名になったMelodie Sextonと、Satoshi Tomiieによるカヴァーでも知られる『Dreamin』ほかを歌ったLoretta Hollowayから。なぜ突然ハウス・ディーヴァ??…特に意味はないのですが、イタリアっぽい女性の名前を考えていて、Lorettaを思いつき、そこからの流れ。ただし、Lorettaがイタリア語かどうか、不明…。
タランティーノ繋がり
その代りといいますか、名前以外のところに更にタランティーノネタを入れ込みました。例えば、ロバート君がメロディさんを「ツイストコンテストに誘う」というのは『Pulp Fiction』から。同じくアンソニー君がメロディさんを「チャンバラ映画に誘う」というのは、監督の愛した日本映画や監督自身の『Kill Bill』から。ビル君の名前もちょこっとこれに関係。
ロベルティーノさんの行きつけの酒場、ティティー・ツイスター・トレーディングポストや、クエンティン君の回転技の後のひとこと、それにマーケットのニンニクについては、『From Dusk Till Dawn』から。酒場のオーナーの名、クルーニーさんとは、はい、あのイケメンからです。
最後に、農場のマーケッター、プロデューサーとして野菜を世に売り出すローレンス君は、デビュー作『Reservoir Dogs』以来、タランティーノ監督とタッグを組み続けているプロデューサー、ローレンス・ベンダーの名からでした。
おまけでこのあとがきを書いている中でもひとつ。このVネックボーダーのお姉さんもといお母さん、名前はユマ。そして娘は、ミア。さて、わかるかな?
第一話 ともだちができたよ
プロットこども農場にて行われる、ジモトと新参者のちょっとしたやりとり。そこに現れる、クエンティンの姉、メロディ姉さん。この演目は、農場キャラを中心にしたいなともともと構想していたのですが、こどもの日関連で5252のネイティブアメリカンを登場させたので、せっかくだからと組み合わせてみました。ジモトと新参者。よくある構図です。geneのこども時代にも、ありました。60、70、80年代。工場や新興住宅街の開発にともない、各地で繰り広げられた構図ではないでしょうか。ちなみにgeneはジモトの側でした。いまは引っ越して、新参者の側になってます(^_^)
The Reservation
原罪。よく言われる、アメリカにおける、先住民の土地を奪ったというゆるぎない事実に対してアメリカの社会のマジョリティが感じている、あるいは感じなければならない、罪。しばしばステレオタイプ化が批判されるプレモだけに、この話はいちおう取り上げておきましたm(_ _)m
ただ、どちらの主張も一理あり、ってことにしました。あくまで、歴史の一幕を踏まえての、現代ということで。財団の施設居留地、"The Reservation"というのが出てきますが、実際のアメリカには、連邦政府や州政府によって設定された、ネイティブアメリカン居留地(あるいは保留地)というものがあります。まあ、この保留=reserveという概念がまたやっかいではあるのですが…。また、そういう土地が与えられたからと言ってハッピーなわけでもなく、たとえば有名なNavajo Nationでは、各種の特権のおかげで楽して暮らせるようになってしまったがゆえに、アル中化してしまうヒトが続出、、という時期もありました。
いまはその対策も、ナヴァホの人たち自身によって行われています。州によってはその特権として、カシノの経営を認めている場合もあります。アメリカでカシノと言えば、Las Vegasをはじめとするネヴァダ州が有名ですが、実はカリフォルニアにも、北部にいくと多数のカシノがあります。その形態は、Reservationの中(、あるいは周辺?)にgas stationがあり、そこに機械式のスロットマシンなどがさらっと設置してあるというもの。。。まあ、この国にはほとんどの駅の駅前にありますが。。。
アパッチとナヴァホ
ちなみに、Navajo Nationは独自の法律や制度を持つ、アメリカ合衆国内の独立国家。ゆえに、たとえば標準時だったかサマータイム(Daylight Saving Time)の仕組みも周辺地域とは違っていて、それゆえに、カリフォルニアからナヴァホの土地を経て更に東に向かおうとすると、何度も時刻が変わるという体験をすることになります。
そのReservationにおける特権を主張する、ジモトのガキ大将らしき少年、ホーク君。実は彼の名は、"ホーク・アイド・ストロンガー"、すなわち、"鷹の眼をした強き者"というのが正式です(^_^) 同じく、子分のクロウ君は、"クレバー・ライク・クロウ"すなわち"鴉のように賢き者"、そしてクロウ君の妹にして、最近ホーク君のカノジョになったっぽい女の子、ロビンちゃんは、"シング・ライク・ロビン"すなわち"コマドリのように歌う娘"です。この三人はアパッチの一族から。もう一人の、斧を持った少年は、ナヴァホの一族からアパッチの土地に交歓留学中(?)のファルコン君。本名、"ハンティング・ライク・ファルコン"すなわち"隼の如く狩る者"です。将来は立派な狩人になります。
アパッチ族とナヴァホ族は、共に狩猟採集民、後に遊牧民。特にナヴァホは、近隣のホピ族やズニ族と同じアナサジの血を引くプエブロインディアンだと思われがちですが、実は、はるか昔に北米大陸北西部から移動してきた部族で、むしろアパッチと近い関係にあります。
北西部といえば、ハイダ族、トリンギット族など、トーテムポールを作る部族が有名ですが、まさに言語的にはナヴァホはトリンギット族と近い関係にあるのです。(ハイダ族の言葉は文法的には似ているものの、現在の説では別系統の孤立語とされます。)
ナヴァホとアパッチの言語を総称して南部アサバスカ諸語と言い、更にこれと北部アサバスカ諸語等、そしてトリンギット等の言葉を総称して、ナ・デネ語族といいますが、この語族の話者の中で最も多いのがナヴァホ族。人口が多いんですね。
なお、これらの言語は、昔からシベリアのケット語などのエニセイ語と同系統ではないかと言われていましたが、2008年、ついに、厳密な研究によって、どうも同じだ!とわかったそうです\(^o^)/通称、デネ・イェニセイ語族。数万年に及ぶ人類史の無形遺産ですね。ケット語とナヴァホ語の語彙の比較はこちら。うーん、すごい。何万キロ離れてる??
滅びし獣の詩
さて。話変わって。まるで森の仲間に竪琴を聴かせるオルフェウスよろしく、車座になって説教をのまたうメロディ姉さん^_^; その詳細は省かれていますが、おそらくそこでは、旧き人々と新しき人々のお話と共に、旧き旧き獣の話もなされたのでしょう。Prehistoric Animal、より正確に言えば、North American Extinct Mega Faunaです。
そう、geneは絶滅哺乳動物が大好きです\(^o^)/少し前にも書きましたが、『BBC地球伝説』の氷河期特集など、最近は恐竜だけでなく第三紀、第四紀の哺乳類もよく映像化されるのでうれしいです。メガテリウム!グリプトドン!(…おおっと、メガテリウムは北米ではなくて南米にいたんですね!シッパイ(>_<)オオナマケモノ、もしくはShasta Ground Slothって書いておくべきだった!まあ、、南北大陸のことを述べたってことで。)
そんな中、最近、へーと思ったことですが、北米、南米、オーストラリアにおける大型哺乳類の絶滅って、実は、人類にとっての旧大陸たるアフリカやユーラシアに比べてはるかに多い(率が高い)んだそうです。たしかに、ゾウは、アフリカとアジアでは生き残っていますが、南北アメリカでは絶滅しました。大型のネコ科も、アフリカやユーラシアには-まだかろうじて、ではありますが-ライオン、チーター、各種のトラ、各種のヒョウ、それにユキヒョウ、ウンピョウなどがいるのに対して、南北アメリカではピューマ/クーガー/マウンテンライオンとジャガーを遺して、あとは絶滅しました。特に有名なのが、スマイロドンほか、いわゆるSaber Tooth Catですね。
オーストラリアにいたってはほとんどの大型哺乳類が絶滅しました。
これの何が意外かというと…普段われわれ、なんとなくのイメージですが、オーストラリア先住民のアボリジニーや、南北アメリカの先住民、いわゆるインディアンやインディオの時代には、人類と自然が調和し、共生していて、新しい人類が来てからそれが徹底的に破壊された、的に考えていることが多いと思うのですが、実は、大航海時代よりはるか昔に、多くの哺乳類が3つの大陸で絶滅していた、というのが真実なのです。
と言っても、これが先住民によって絶滅に至ったのかどうかについてはさまざまな説があります。人類の活動とはまったく無関係に、気候の変動によって滅びたという説、人類と関係はあるがそれは人類がもたらした病原菌が原因であり直接に食べ尽くしたわけではないという説、などなど。
ただそれでも、むやみやたらに、「昔は良かった」と懐古するのはちょっと、違うんだなあと感じたので。メロディさんから、かつても、いまも、絶滅はある。と言っておきました。
Regulation for Fish and Gaming
もめごとの原因となったトラウト釣りをしていいかどうか。これ、元ネタとしては、アメリカ各地で設定されている狩猟や釣りのルールを参考にしています。geneもかつて、カリフォルニア州、オレゴン州、それにイエローストーン国立公園内などでフライフィッシングでトラウトを狙ってみましたが、その時に必要だったのが、ライセンス。州の関係局にいくらかのお金を支払って、1 day、もしくは1 seasonの許可証をもらいます。と同時に渡されるのが、あらゆる種類の哺乳類、爬虫類、両生類、魚類その他について記述された、いつ、どこで、どんな方法で、どの大きさなら採っていいのかというルールブック。うーん、すごいです。正直、ちっちゃいのが釣れちゃったらどうするんだよ、、、というのはありますが、細やかに種の保存状況を確認し、人々の愉しみと自然とのバランスを取ろうとしているのは、とてもよいなあと感じました。
第二話 クエンティンととうちゃん
プロットいきなりシリアスになってしまった第一話(とその解説)^_^; 一方で第二話は、ただひたすらにクエンティン君のいたずらぶりが発揮されました。
農場で働くロバート君、アンソニー君、そして父親のロベルティーノさん。それぞれの秘密を握っては大暴れするクエンティン君^_^;
実は、クエンティン君とヤギがトラクターの荷台に隠れているというストーリーは、撮影中に偶然できたものでした。というのは、ロバート君やアンソニー君のくだりを撮った後、荷台を開いてみると…おや??ヤ、ヤギが…。あわてて第一話の写真を見返すと、確かに仔ヤギが一頭写っていません。そうです。舞台裏のほうで書いたように、??のパッケージにヤギが一頭余分に入っていたのですが、その一頭が第一話に登場せず、トラクターの荷台に紛れてしまっていたのです^_^; 登場キャラとパーツが多かったので^_^;
というわけで急きょ、ヤギとクエンティン君は、荷台に隠れてずっとロベルティーノさんと一緒に居た、という設定に。さらにそうやって撮影を続けていると、荷台からぶら下がったクエンティン君が、何度もずり落ちそうになったり、ひき上げようとするとぶっ飛んでしまったり^_^; えい、それならいっそここでアクションシーンだ!ということで、ロベルティーノさんがずっこけてクエンティン君が宙返りを、というシーンを撮影しました。
Titty Twister
この部分に、スーパーB級、『From Dusk Till Dawn』を持ち出したがゆえに、ロベルティーノさんのヒミツは、あんな方向に。。。そう、"ティティー・ツイスター"というのは、titty twister。映画ではぐるぐると巻いたネオンが輝く砂漠の酒場で、字幕では絶妙の和訳で"おっぱいぐるぐる"と訳されていました^_^; つまりはそんな感じのお店。なんと、パリに同名のお店がある(できてる?)らしい^_^;映画のお店もこんな雰囲気でしたね。
Nokia
懐かしのNokiaの携帯。まだiPhoneもAndroidもない時代。いまだNokiaがMicrosoftの一部になっていない時代。2000年前後。世界の携帯電話のシェア30%以上を獲得し、映画『The Matrix』などでも有名になったNokia携帯。しかしその機能はシンプルで、着信音もほとんどの人が、デフォルトの"ティラリーラー♪ティラリーラー♪ティラリーラー♪"にしてたのでした。
ゆえに、映画やショウで、携帯が鳴ることを示唆するシーンで、この音はよく使われていました。geneの体験では、『BLUE MAN SHOW』の携帯を使ったコントでもこの音。
ところでNokiaといえば、ドコモが出していたDP154-EX、あのメタリックオレンジのアウトドアデザインは、かっこよかったですね~。Nokia名、NM3-EX。一時代を築いた、Nokiaでした。
トラクター
第二話で二台登場するトラクター。クエンティン君のちっちゃい方は、昨年、イースターエッグとして購入し、ハロウィンでも活躍。ロベルティーノさんの大型の機種は、この演目のため!某中野ダンジョンから発掘してきました。でもとてもお手頃価格でしたヨ。
geneは、トラクターフェチです。詳しいわけでも実際に操縦するわけでもないので、マニアやプロではなく、あくまでフェチです。これまで、SikuのFarmerシリーズやTOMICAを中心に集めてきました。それで知ったのは、世界市場でトラクターといえば、John Deere、Massey Ferguson、New Holland、JCB、Claas。それぞれ、緑、赤、青、黄?、白と黄緑?のカラーリングでどれもかっこいい!\(^o^)/ 一方、国産メーカーのKubotaも、いまちょうど流れているTVCMの赤い巨体、あれはかっこいいですね~!
で、なかでもJohn Deereは有名らしく、2012年のSikuの限定盤では1:32(通常は1:87)のシルバーカラーモデルが発売されたり、いろんなところでトラクターの代名詞のように使われたりします。例えば…以前も紹介した、Lill Fred君による『Call Me Maybe』の替え歌『Farm Me Maybe』でも、Peterson Bros.による『Gangnam Style』の替え歌『Farmer Style』でも、John Deere tractorが登場していたのでした。
ロベルティーノさんが乗った4496は、後部に運搬用の大型のキャリアーを装備したもので、このキャリアー、リフトアップするし、三面が開くし、と、すごいギミック充実ぶり。車体のデザインもgene的に一番好きなプレモトラクターです。赤い車体だったので、Massey Ferguson製という設定にしました。
こちらは舞台裏から。組み立て中の写真、ほかにもご覧ください。タイヤがたくさんあってテンションがあがります!!
このセットにはNokia携帯も、キレイな水色の鋤も入っていて、とても充実です。ロベルティーノさんの服はペイントだけど^_^;でもそのせいで、タイトな作業服の感じが出ているかな。
対してクエンティン君の小型トラクター。こちらも、シャベル、荷台が付いたもので、とうちゃんとほぼ同じデザインですね。こちらも車体が赤なのですが、、、同じではつまらないので、実は緑のJohn Deereだった、しかしクエンティン君が「とうちゃん、こいつを三倍速くしてくれ!」と言って赤く塗ってもらったということで^_^;うーん、単に、John Deereって言ってみたかっただけですね、ハイ。
「John Deere号、全速前進!メロディ姉ちゃんに、ホウコクだ!」のくだりは、だらだらと続いたこの演目の中でもクライマックスとも言える部分(?)で、気に入ってます(^_^)
第三話 カボチャの馬車と王子様
目玉セットそして、もうひとつの目玉セットは、こちらのファーマーズマーケット。最近、プレモランドさんに入荷されたとっても素晴らしいセットです。数々の色鮮やかな野菜。そして、吊り下げられたニンニク!(笑)
geneもアメリカで、地元のファーマーズマーケットによく行ってました。週末の午前に開かれる市場では、野菜農家のほか、チーズやジャムを作っている農家、パン屋さんやピザ屋さんも来ていて、買い物だけでなく、食事もできてしまうという、ちょっとしたイベントでした。
マーケッターにしてプロデューサーのローレンス君。このセットに入っている青年ですが、よくみると銀のメガネ君だったので、ちょっとクレバーなキャラ設定に。田舎農場ですが、ちょっとばかり垢抜けた青年ということで。
買い物に来た親子も同じくこのセットから。新しいセットなので、服が少しばかり派手なカラーリングですね。ロベルティーノさんやロバート君と比べると、プレモの変遷を感じられます。
プロット
まあ、特にオチもひねりもないストーリーなのですが^_^; 第二話で、クエンティン君がロバート君のところからヤギを一頭持ち出していることになったので、それを活かして、ヤギを使ったイタズラにしてみました。このレジ、凄いんです。キャッシャーが開くのです。
中にはお札は入っていませんが、細かくやるなら、泥棒セットなんかから札束を持ってきても良し(笑)ちなみに、レジの金額表示部分と秤の目盛は共にシールになっていますが、ちゃんと裏表にシールがあるという細かさ。そうですよね、お店で使うなら、店員とお客と両方にみえるためには裏表に必要。うーん、なんという細かさでしょうか、プレモ、恐るべし。
カボチャ
で、カボチャです。
まったく季節感も何もありません^_^; しかも目玉セットにはカボチャは入っていないんです。撮影にあたって、農場プレモをしまっているケースからいろいろ出していた時に、カボチャが転がり出てしまい、まあそれならいっそ、クエンティン君初出演時のストーリーとも絡めてみるか、と、カボチャを持ってきました。
ゆえに、第三話のタイトルは最後に決まっています。
あ、そうそう、結局クエンティン君は、三人のヒミツをまだ誰にもしゃべってないってことで。つまり、まだカードは彼の手の中にあるので、更なるイタズラをしてくれるのでしょう(笑)
ロベルティーノ農場の人間関係(笑)
ところで、ヤギ係のロバートさんとして登場した「3116 農家とヤギたち」ですが、デザイン、カラーリングからもわかるように、かなり旧い時代のプレモです。調べてみると、2001年~2002年のものでした。やはり、この時代のものが好きなgene。
実はこのプレモ、某有名乳製品メーカーさんの東京本社受付ロビーに飾られているんです。そう、乳製品と農場プレモを組み合わせたディスプレイ。なんと素晴らしい!geneは仕事でこちらを訪れたことがあり、待合室にて眼を見開きました!おお!!!…一緒に行った同僚も、先に待っていた他社の方々も、一同geneを見る。。。あ、スイマセン、ナンデモナイデス。。。
その中でも一番いいなーと思ったのがこのロバートさん。しばらく探していましたが遂に入手しました。というわけでgeneは、アンソニー君よりもロバート君ひいき。続編が制作される際には、きっと、メロディさんのハートを射止めるのはロバート君になるのではないでしょうか!?
そう、作中登場した人々にはかなーりフクザツな三角、四角関係を設定。。。
まとめると…
- Hawk likes Robin.
- Robin likes Hawk.
- Beatrix likes Bill.
- Bill likes Loretta Robertino.
- Robert loves Melodie Robertino.
- Anthony loves Melodie Robertino, too.
- Melodie loves Lawrence, but broke!
- Lawrence likes elder girls?
- Mr. Robertino likes girls working in Titty Twister?
- And a lil' girl likes .. Quentin riding on Pumpkin Tractor!?
さてさて、これからどうなる?
多角経営ならぬ
多角関係の
ロベルティーノ農場!
多角経営ならぬ
多角関係の
ロベルティーノ農場!
では!このあたりで!!
また来月~\(^o^)/
また来月~\(^o^)/