2018年3月14日水曜日

Mar 2018 The Return of Ten-Buyers vol.3 

アクのテンバイ集団テン・バイヤーズ。その更に上位の支配階層として君臨する、黄白三連星(Egg Tristarz)。あやしさにあやしさを増してきたfi?ures 13 & playmo friends plus αによるキャスティング演劇もいよいよ佳境に?いえ、まだまだ登場します。そう、十王は動画で登場していますが、三皇がまだです。

『The Return of Ten-Buyers』

さあ、あなたは観る勇気があるか?^_^;


蓮華皇、祇園皇、法界皇。三皇を名乗る三人は、、、

実は、「三媼/三嫗」だった!?

そう、テン・バイヤーズの本地たる十王は、みな人外の存在。
えっ?そうなの!?
ハイ、そうなの!!
ということは当然その支配階層たる三皇も、ヒトではない!?




-アフリカのオウナ-


花弁の巻きスカートに青銅の盾。なにやら太古の香をまとったこちらの浅黒き…女?

そう、彼女は、
いや、この柱は…



蓮華王
あらため蓮華皇


1,000万年ほど前、アフリカ大地溝帯の形成の際に惑星から放出された粒子を元にこの世に化生した、蓮(正確には青睡蓮 / Egyptian Blue Water Lilly / Nimphaea caerulea)の精。

後にヒトの姿を得る。サイケデリックな効果のある神経性の毒を常にまとい、ひとびとを惹きつけてやまない魔女。

すべての植物の支配者にして、鉱物の領域へも手を伸ばす。

アフリカ各地の民話に登場。東アフリカでは"ナタ・タンガニーカ"、中央アフリカでは"ナタ・ルウェンゾリ"、西アフリカでは"ナミブの涙"、そして北アフリカでは"イフリーキヤの魔女"と呼ばれ長らく畏れられてきた。[創作です。]

みずからはティプナタと名乗る。


近年はタンガニーカ湖湖底の堆積水を巣としており、ザンジバルにおけるかの一件や、中央アフリカの数々のトラブルの背後に彼女がいたとかいないとかいう伝承は、数限りない。[創作です。センシティブな話題なので詳細は自粛…]



ーノルドのオウナー


そしてもうひとつの草木のドレス。血に染まったかの弓を手にしたこちらの、赤き髪の…女?

そう、彼女は、
いや、この柱は…


祇園王
あらため祇園皇


最終氷期の終わる頃、すなわち1万年ほど前、世界樹ユグドラシルの幹から化生した、栗鼠の精ラタトスク。毒舌の持ち主。

不和の媒介者とも通称され、いつわりの告げ口やfake newsの拡散によって争いのないところに諍いを惹き起こす。

すべての動物を支配者にして、植物の領域へも手を伸ばす。

彼女と共に世界樹に棲む、シ者をひきさく鷲と呼ばれるフレースベルグと、燃えて横たわる蛇ニーズヘッグを従える。ラタトスクはこの二匹にしばしば指示を与えるが、その指示は互いに矛盾しており、二匹は不要に争うこととなるが、ラタトスクはそれをおもしろがるという性悪である。

一説には、ヘビが小脳、ワシが大脳基底核、リスが大脳皮質に相当する機能分化であり、実態はひとつの精霊だとも。

歴史上、ヨーロッパ、特に北方の諸民族、諸国家、諸勢力が統一されること少なく、不和と争いを長らく繰り返してきたのは彼女のイタズラによるとかもよらないとか。









-地中海のオウナ-


毒々しげなドレスに、キケンな香りの漂うフラスコをさげた白髪の…女?

そう、彼女は、
いや、この柱は…

法界王
あらため法界皇


553万年前、シせる海の女神テーテュースと、アトランティス王ポセイドンとの、あやしげな恋の結果、幾分しょっぱい水として化生したとされる、地中海の精。

液体、塩はもちろん、他の岩石や鉱物について惑星随一の知識と経験を有する、錬金術師。

すべての鉱物の支配者にして、動物の世界へもその手を伸ばす。

もともとはヒトのようなサルには関心を持たず、ひたすら化学的研究に没頭していたが、5,000年ほど前から、東地中海、エーゲ海、イタリア半島沖、イベリア半島沖などで繰り返される人類の歴史の興亡に関心を持ち、やがて干渉するようになる。すなわち鑑賞から干渉へ。。

以後、フェニキア、ギリシャ、ローマ、ヴァンダル、バスク、ベルベール、アラブ、シチリアなどの民族を操り"歴史の錬金術"を究めていく。その手法は地中海、黒海、それに繋がるドナウ川の水を操っているとも、彼女自身が錬成したさまざまな毒を駆使するといるともされる。たとえば、欧州各国の首都がドナウ川河畔にあるのも、その川を挟んでローマと種々の"蛮族"が対峙したのも、カエサルやアントニウスの情念も、クレオパトラのシも、みな彼女の手によるとかよらないとか。

現在は南フランスに居城を構え、"ラ・コンテス・プワゾン"と名乗る。あくまでもプワゾン(毒)の女伯爵であって、ポワゾン(魚)と呼ばれることを極端にキラう。でも魚は好きで、ローマ帝国時代から魚醤(ガルム)も大好き。その精製法を応用したサカナの毒も持っているらしい。。。



-循環する世界-


鉱物の世界を狙う、植物の支配者、眩惑の魔女

蓮華皇
ティプナタ

植物の世界を狙う、動物の支配者、不和と疫病の媒介者

祇園皇
ラタトスク



動物の世界を狙う、鉱物の支配者、毒の錬金術師

法界皇
ラ・コンテス
  ・プワゾン

はたして、この三人の媼/嫗、と、テン・バイヤーズ、そして黄白三連星 / Egg Tristarzとの関係は?


To be continued..