Mar 2018 The Return of Ten-Buyers vol.5 or epilogue
だらだらとお届けしてきた演目はたまたキャラ設定資料集、『The Return of Ten-Buyers』。春爛漫ないま、堂々のフィナーレ、というか、あとがきです。え!?あとがき?もうあとがき!?これで終わり!?ハイ、終わりますっ!
『The Return of Ten-Buyers -Epilogue-』
Ten-Buyersの誕生
ご存じのように(?)、テン・バイヤーズなる存在は、2017年1月、干支演目である『Mountain 11 and a Bird』にて、その敵役すなわちヴィランズとして存在が示唆されたことに始まりました。その後、2018年1月~2月には、『7 Deadly or Happily, Whichever』という七福神をフィーチャーした縁起物でも再度キーワードが登場。
動画なんぞも制作されつつのなかなか登場しないテン・バイヤーズ。しかし、最後はこうして16人になりました。
それにはいろんな理由と、産みの苦しみがあったとかなかったとか…
ここで、テン・バイヤーズとはなんだったのか?追加の三王は?そして、三皇、いや三嫗/三媼とは?について、振り返ってみたいと思います。
僕自身が忘れないうちに^_^;
キャラクターしりとり…
まずみなさん、お気づきでしょうか?このテン・バイヤーズたち、実は、その名前とキャラ設定が単に十干と十王になぞらえているだけでなく、互いにしりとりになっていたことを。ええ、そこは苦労したんですよ^_^;
1. 秦広王の代理人:ソア・サンダーアーマー
こちら、テン・バイヤーズ会員番号1番、秦広王の代理人、ソア・サンダーアーマーですが、その名のとおり、雷を表象しています。なぜなら、十干の最初、「甲」とはすなわち「きのえ」。木の属性です。そして木と言えば、その木に落ちる雷を含むってのが五行説のセオリー。そう、雷って古代のチウゴクの考えでは、木に類するものなんです。そこで、名を、「サンダーアーマー」としましたが、同時にそこには、「甲」だからアーマー、という掛詞と、某スポーツウェアメーカーのお名前がひっかけてあることはご想像のとおりです。ではソアとは?はい、こちらはアルファベットで綴ればThor。トール、ないしは英語でソー。北欧神話好きならトール、マーベル好きならMighty Thor、銀河英雄伝説好きならトゥールとして知っているであろう、あの雷神トールです。雷神トールの名は、ヨーロッパではThursdayの語源なわけですが、曜日制度を採りいれた東洋では、これを「木星」と呼びました。惑星をみていくと、なぜJupiterが木星なのかよーわからんわけですが、カレンダーをみてみると、なるほど!雷神だから五行の木性で木曜/木星としたのか!ってことに気付きます。これ、けっこうなアハ体験でした。で、この方、fi?ures 13の戦士からのカスタムなんですが、後述しますように、動画における十王の秦広王が鎧戦士だったので、イメージの似通ったこちらの方をその代理人に採用。ただ、なんかオリジナル、地味ですよね^_^;あと、色が緑なのか黄色なのかグレーなのか、はっきりせい!!…ということで、この度、雷神=をモチーフとすることで、手持ちにあった余剰のふんどし(?)や盾を持っていただき、同じfi?ures 13の他のキャラからハンマーを借りてきました。そう!トールといえば、ミョルニルなのです!!!(笑)
2. 初江王の代理人:イワン・イガノフ
…さて、いきなり最初のキャラで大興奮してしまいまして失礼しました。続いてはこちら、 初江王の代理人こと、イワン・イガノフさんです。この方、とても美しい姿をしたfi?uresなのですが、、今回泣く泣く、悪役となっていただきました。いずれ必ずリベンジをしますのでお赦しを…。で、キャラですが、、、苦労しました。動画の初江王って、妲己なんですよ。。そう、女子。。なんで妲己なの?と言われれば、"初江"って名前が、ハツエっていう女性名にみえてしまったことと、江の文字から、チウゴクを想像したから…(でも本来、妲己の時代は黄河流域ですし、江といえば長江ですから、おかしいのですが…)まあともかくそんな訳で最初、なけなしのfig?uresの女子を使おうか、それとも別の、、といろいろ迷いました。ただ、"しりとり"を成立させるためにひとまずこの方に。そう!イワンといえば、雷帝!!雷神からの雷帝!!ちなみに姓(?)のほうは、次のキャラにつなげるための強引な語呂合わせでして、まったくロシア語とは関係ありません^_^;
初登場時の解説にも書きましたが、彼はシベリアを拠点とする密猟者という設定で、ご想像通り、19世紀にシベリアを開拓したロシアの人々が、その動機を黒貂ほかの毛皮獣にもっていたことを示唆しています。と同時に、シベリア南部からモンゴル、チウゴク北部の遺跡荒しってことになっていますが、これは、妲己との関係を作るためのムリヤリな設定ですね。。そう、妲己は、殷王朝の最後の皇帝こと紂王帝辛の愛人だったとされる女。彼女の妄執に従って、彼女自身あるいは愛しい帝辛の墓を探しているってことです。ほか、キツネは狩らない、ってところに彼のアイデンティティーすなわち、妲己LOVE!を示してみました。彼もまた哀れな、妲己のテンプテーションの犠牲者ってことで…
ただ、こうしたことで、彼と敵対するMountains…のメンバーが、動物愛好家のスヌーピー・ドギー・ドッグだけじゃなくって、ソアのライバルであるミノー・オーロックスとかぶってしまったことはちょっとシッパイです。ミノーはそのほかにも何度も出てきてしまって…結局これはGeneの、古代史、古代遺跡へのこだわりゆえでしょうか…
3. 宋帝王の代理人:藤林焔猴斎
三番めのキャラはこちら、ニンジャです。こちらは実はfi?uresではなくって、同時期に発売されたplaymo friendsが元になっています。あいっかわらず、意味不明な武具を備えたプレモの忍者(笑)。しかも、背中の二刀流は、うまくパッケージ写真のように固定はできません。なぜなら固定具が緩いから。。あれ、まわりますからね。。そこでGeneはちっちゃく切ったテープをかまして固定してしまいました。ただしこの方、赤で武装が統一されているところはいじり甲斐がありますね。というわけで、やっていただきました。炎の忍者。火遁の術。で、藤林焔猴斎。藤林姓についてはあまりなじみのない方も多いかと思いますが、戦国時代の伊賀忍者の上忍家のひとつとして知られている姓です。伊賀と言えば、服部(正確には半蔵は忍者ではなくて侍だそうです)、百地、そしてことしは映画でも知られた下山、あとは柘植なんかが有名ですが、藤林もなかなか響きがいいじゃないかということで今回採用。
なぜ炎なのか?についてはお気づきのように、十干の「丙」が「ひのえ」だからです。そして、動画の十王において、その名「宋帝」を英訳できなかったために、やむをえずこちらの十干からの英訳で、Emperor of Fireにしてしまうという、もうほとんどミスをおかしていたからなんですよね…。ただそれだけではつまらないので、忍者の別名でもある「ましら」すなわちサルにひっかけて、ましら→サル→孫悟空→シルクロードのマジックキャスター→司馬遼太郎『ペルシャの幻術師』→ゾロアスター教(拝火教)の魔術師ってことから、火の術を持っているって設定にしました。武具、ほのおな感じなので。
ちなみにしりとりについては、このヒトの名前が最初に決まって、後から、この前にくるイワン君に、イガノフっていうなんだかなーな姓を持ってもらうこととなりました^_^;
あ、ところで、じゃあ宋帝を本来どう英訳すべきだったのか。これをしつこく調べていて、実はこっちが妲己関係か…ということに気付いてしまいました。そう、(春秋時代の)宋とは、周王朝時代に、殷の遺児である微子啓が報じられた国。つまり、殷の祖霊を祀っていた国なんですね。その文字も、祀るという意味に深く関係すると言われています。これを調べていて、"宋襄の仁"とか"杞憂"という言葉が、文化風習思考回路の異なる前王朝のスタイルを不思議がったり揶揄したりするところに起源があるんじゃあないのかっていう素晴らしくアハ体験豊かな説を知ることになったは幸運でした。
4. 五官王の代理人:イサベル・フェルナンデス
続いて登場しますはこちら。海賊娘。イサベル・フェルナンデス。これまたfi?uresではなく、special plusです。一度は買い逃したのをなんとかゲット。だってこれ、相当にかわいい造形じゃあないですか!?ええ、まあ、この衣装は、かつてfi?uresの初期にいたキャラの色替えですけどね。。でも髪飾りとかっ!で。またもやそんな彼女に泣く泣く悪役をお願いしました。というのも、海賊はどうしても入れたかったんですよね、テン・バイヤーズに。あと、Mountainsのディグ・ザ・ホッグのライバルとしての宝石関係の人も。そう、このヒト、パッケージの中に宝石をたんまり持ってるんですよ^_^;
名前は、イベリア半島は、カスティーリャ女王イサベルとアラゴン王フェルナンドから。つまり、現在のスペインが統一された王国となったきっかけのあの婚姻からです。なんとなく風貌的にイベリアだったのと、海賊といえばカリブだろ!とか。
そして、しりとり的には、、、えーっと、、えーっと、、そう!このヒトは腕にサルを巻いて(?)ますよね!Mountainsのキャプテン・エイプとモロ被りなこの姿ですが^_^;、藤林焔猴斎=エンコウ/ましら=猿ということで、こちらのサル。そしてサルとスペイン文化といえばもちろん『母を訪ねて三千里』ですね。アンダルシアからアーヘンティーナへの香りを感じていただければ幸いです。。。
あ、あと、十王としての名ですが、これまた動画の五官王をうまく訳せず、十干頼みでQueen of Nailと訳していました。「丁」は「釘」。つまり爪/Nail。これもまた、このキャラが女子からの採用になった理由のひとつです。
5. 閻魔王の代理人:ラミロ・ガルセス・アリスタ
そして、威風堂々。十王の中でも随一の知名度を誇る閻魔王の代理人たるこちらの方。ラミロ・ガルセス・アリスタ陛下。こちらはfi?ures 13から。王の中の王って風貌のあれです。ただしGeneは前回の王も持っていて、別な演目(『星霜』)の中で神聖ローマ皇帝を演じてもらっていましたので、こちらははじめから悪役にするつもりでした。よーくみていただくと、オリジナルからは顔を変えています。眉毛のつりあがった、ちょっとコワい顔になってますよね(^_^)ほかにも手持ちの盾も、ジャンク品です。ゆえに鎧と喪章が異なるんですね。
この方はしりとり的には前のイサベル・フェルナンデスからズバリつながっています。というのは、その名は、キャラ設定のとおり、アラゴン王家の末裔、バスクの血をひくと妄想する彼らしい名前になっているのです。
まずはラミロですが、アラゴン王国の初代国王はラミロ一世といいます。ナバラ王だったヒメノ家のサンチョ三世(サンチョ大王)の長子にして庶子で、兄弟がナバラとカスティーリャの王となった一方、ラミロは小さな所領をもらてアラゴンをたちあげることになります。この時はまだ、地中海を束ねるアラゴン王国になるとは誰もが思っていなかったことでしょう。
続くガルセスは、ナバラ王国の第六代王にして、イベリア半島を半ば統一し、"大王"ないしは"ヒスパニア皇帝"を名乗ったサンチョ三世ガルセスから。ラミロ一世と同じく、11世紀の人物です。そして最後にアリスタとは、ナヴバラ王家の始祖にして、バスクの英雄、イニゴ・アリスタから。こちらは9世紀の人物です。
Geneは以前、サンフランシスコの北にあるサウサリートで初めてバスク料理に舌鼓を打って以来、また孤立語について読むときなど、なんとなく頭の片隅にバスクという語はあったものの、あまり詳しく追いかけたことがありませんでした。今回、イサベルとフェルナンデスのつながりからイベリアの歴史を調べ、アラゴン王国について調べていく中で、なんと現代ではスペインの中の少数派として知られるバスク人が、かつてはカスティーリャやバレンシアの貴族たちを従えるイベリアの覇者だったことを知って驚愕。レコンキスタも新大陸も、バスクの王家あっての歴史なんだとなんとも感慨深く…
で、この王にその名を持ってもらおうとしたのですが、歴史ある、偉大なるバスクの王たちの名前をこんなアクトウ^_^;に使うのはあまりにも申し訳なく、このヒトの妄想でそう名乗っているだけ、実はバスクとは関係ないんです、ってことに相成りました。
6. 変成王の代理人:アル・マリク・アル・アンダルス
で、ふたたびのイベリア繋がり。まさにそのレコンキスタにてアラゴンやカスティーリャの敵だった側の勢力から。こちらもfi?ures 13の目玉である、アラブ風の男です。これまでも、シンドバッドとかアラビアンナイトとか言われる、ゆったりパンツにバンダナのキャラはいました。Geneはケン〇ロウに使ったりしましたが^_^; が、今回はちょっと風貌的にワルっぽい人ですね。衣装の模様も、本格的なんでしょうが、金細工のためになんとなーく、成金的な、ブラザー的な、そんな匂いもします。曲刀もいかついし…というわけで、テン・バイヤーズに採用!ちょうど、動画の変成王がタコでして^_^;、タコといえばモザンビークかモロッコ。じゃあモロッコで!ということで、イベリアの対岸、北アフリカの出身ということにしました。ただしここでも、特定の民族と結びつけるのを避けるため、いまはたまたまアラブ風の服装をしているが、実は彼自身はフェニキア、ローマ、ヴァンダル、ベルベール、アラブなど数々の民族の血を受け継いでいるってことに。そもそもこの地域の人々は、そうした永い永い歴史を受け継いでいるわけですし。すごいですよね、北アフリカの歴史。なかでもヴァンダル。移動しすぎだろ!!(笑)
名前に使ったアル・マリク・アル・アンダルスですが、まず、マリクというのは、MLKです。その意味は、王でもあり、富豪でもあり、かつて地中海東岸で信じられた"モロク/モレク"という、ほぼこの二千年間の悪魔像はこの神由来なのでは?と思わせるかの地の神格もこの語からきているとも言われる、そんな物凄い三文字です。というのは、アラビア語はセム語族によくある特徴として、母音の変化で類似した概念を表す語を作っていく性質がありまして、本来、母音を表記せず、前後の文脈で意味を察するという物凄い言語だ(※正確ではない表現です)ということに、以前アラビア語をすこーしだけかじったときに衝撃を受けまして。ここで使ってみました。ただし本来はアラビア語のリエゾン(?)の関係で、アル・マリクル・アンダルスとなるはずです。
一方、アンダルスというのは、アンダルシアの語源という説があり、その更に前をたどれば、ヴァンダルについて、北アフリカ側の呼び名が、Vの落ちたアンダルスだったから、という説があります。アンダルシアの語源についてはいまだ諸説あるわけですがGeneはこのヴァンダル起源説を支持していまして、ここで、先行する二人がイベリア出身者だったこともあり、しりとりのためにも使ってみました。
なお、十干的に言えばここで、「己」ですから、土性になっています。前のラミロさんが、「戊」であり、アンダーグラウンドの王として、すでに"グラウンド"を冠していたので、マリクさんには、土→砂ということで、砂をイメージしたキャラになってもらいました。ハイ。北アフリカの砂漠と、タコが棲んでいる海底の砂です。お粗末さま…
口癖の「壊していい?ねえ、壊していい?」は、ご想像通り、某大喰らいのホムンクルスとヴァンダリズムからの連想ですね^_^;
7. 泰山王の代理人:アポロ・ルシターノ
さて。なじみの薄かった変成王を過ぎ、ここで七人め。泰山王の代理人です。泰山王は、泰山府君など、陰陽道になじみのある方なら聞いた名だと思います。実際、十王信仰はチウゴクで仏教と道教が混交されてできたようですが、閻魔王が仏教代表だとすると、道教代表と言っていいのがこちらの泰山王?(※調べてみると、泰山府君という名はむしろ、胎蔵界曼荼羅で焔摩天の眷属としての名で、道教では東嶽大帝という別の名で信仰されているようです)。7x7の四十九日という法要は重視されますので、ぼうさんからこの方の名を聞いたことのある人も多いでしょう。そして、泰山の泰は、泰斗の泰。70年代生まれの方にとっては、某超人気漫画で出てきた"武泰斗さま"なる言葉が想いおこされるでしょうが、その道の達人、という意味で使われる語です。泰山北斗。山のNo.1と星のNo.1ということ?ゆえに、泰山→泰斗→武泰斗→武術の達人→格闘家ということで、fi?uresからこちらのボクサーを採用した次第です。Mountainsとの絡みで言っても、マリー・ホワイトラビットの敵役として、スポーツ選手が必要でしたし。
名は、アポロ・ルシターノ。ボクサーでアポロといえば、あの映画ですよね。ただ、あの映画では主人公と闘う役だったとはいえ、決して悪役というわけではありません。もちろん当初、主人公を噛ませ犬的に使おうとしたんじゃないの?という見方もできるわけですが、はいあがってきたおもしろいやつにチャンスをやろう、アメリカンドリームじゃあないか、という考え方は少なくともアメリカでは決して、悪ではないと思います。
ここではしりとりのため、この映画の着想から名付けを行いました。すなわち、先の三人がイベリア半島絡みであったことから、イベリアの馬であるルシターノ種を想起し、アラゴン王国領だったこともあるイタリアの"種馬"と呼ばれたあのボクサーをイメージ。かつ、次のバイカーにもつながるように…。ただ、その主人公だけの名前からつけるにはあまりにあまりということで、アポロさんにも登場いただきました。
口癖は、同じくその映画のヒロインの名前からなんですが、ちょっと変えているのは、TM Networkの『Electric Prophet』の歌詞が昔っから空耳でこう聴こえてしまって。。。島の名前、でしたっけ??まあ同じ地中海ってことで…
彼のポーズは、動画の泰山王ともシンクロしています。あちらもまた武術の達人。某漫画の最大のヴィランヒーロー、ラ〇ウさまですから。
我が人生に一片の悔いなしパーンチ!!
8. 平等王の代理人:デイヴィッド・アイアンホース
さてさて。よーやく、イベリア半島と地中海から抜け出します^_^; 実際今回、しりとりとか言いながらずーっとそこに固執してしまったのは、キャラ作り練習としては反省点ですね。で、気を取り直してこちら、デイヴィッド・アイアンホースですが、名前の由来については比較的わかりやすいのではないでしょうか?鉄の馬こと、某社のモーターサイクルを愛する人物です。まあ、ファーストネームがそのままですよね^_^;
こちらもfi?ures 13の中でもお気に入りのひとりです。何よりこの鉄兜がいい!!マット感がたまらなくよい!!鈍い艶がなんともフォトジェニック!そしてでっぱらがいい!!
実際には工具をたくさんもっていて、ライダーというだけでなくじぶんでメンテするエンジニアの側面が強いのですが、今回ハンマーをミルニョルとしてソアさんに貸したこともあり、かわりにVツインのチョッパーバイクを持ってきてあげました。うーん、似合う。当然か^_^;
平等王という名前から、自由を愛するバイカーを持ってこようと思い。Gene自身もバイク好きですし。それから、動画の平等王がペリシテス・フェニキアヌス(という架空の海賊王)の遺骸なので、シャツの髑髏がぴったりで。が、バイカーにつきまとうダークな雰囲気を持ち込みたくなくって、あえて彼はテン・バイヤーズの中でも特殊な存在、積荷の中身を気にしない運び屋ってことにしました。ただそのモチーフとしては、かつて悪名を馳せたあの集団がいるのは事実です。しかしその名をそのまま使うのではなく、先のアポロ・ルシターノ絡みで、かの映画の原案、脚本、主演をつとめたイタリア系の苦労人俳優の出身地の名前と絡めました。ちょっとだけ、BONNIE PINKの曲にも掛けてます。
また、彼についてはもうひとつしりとりがありまして、それはこの後のキャラクターに続いていきます。デイヴィッド、すなわちダビデってことですね。
9. 都市王の代理人:パトリック・シメオン・ヴァッサーバーグ
なかなか設定に困ったキャラがこちら。パトリック・シメオン・ヴァッサーバーグ。9番め、「壬」の属性の彼です。fi?ures 13から。これまた色合いが素晴らしい愛すべきキャラ。すかさずゲット。テン・バイヤーズ随一の都会派、すなわち都市王の代理人。ただ、Geneは新聞、特に紙の新聞が好きではないので、こいつをどう処理するかに迷いました。結果、メディア王という属性をちょっぴり悪側に倒しました。その名から、まるでいま叩かれている某若き大富豪を揶揄しているかのようですが、そうではなく、もっと前の時代の大富豪にちなんだ名前です。
それは、新聞王ハースト。『市民ケーン』のモデルとも言われる彼です。Geneはカリフォルニア時代に彼の家、というか居城であった通称ハーストキャッスルに行ったことがあるのですが、、、まあすげー。まさか、近代になってできた国であるアメリカにあんなものがあるとは…いわゆるドン引きでした。
この人物はもともとアイルランド系移民(ただしプロテスタント)の家系に生まれた人物です。おやじさんはゴールドラッシュで成功して上院議員になったとか。成功の秘訣を知る親子というところでしょうか。彼自身の名はウィリアムですが、後に左翼過激派に誘拐された後、みずからも活動家となってしまう孫娘がパトリシアでして、そこにはアイルランド文化の名残が感じられます。そしてその居城のあるところが、サン・シメオン。これらからキャラクター名をいただいています。中身はまったくモデルになっていませんが…
ヴァッサーバーグというのは、水の属性を表すためのドイツ語の水(ヴァッサー)と、なんとなく富豪感を出すための小道具ですが、同時に、このキャラの複雑なバックグラウンドを示唆しています。つまり、ファーストネームで示されるケルト系、ミドルネームのブルガリアっぽさ、そしてファミリーネームのドイツ系ジュイッシュの特徴。この矛盾が、彼が父親を三人持つにいたったメンドウな事情を示す、というわけです。この着想は、もともとサマルカンド(康国)出身のソグド人を父に持ちながら、母である突厥人の再婚を通じて、ブハラ(安国)出身のソグド姓を名乗ることになった安禄山をモデルにしています。
Mountainsのこどもキャラ、マウスの敵役とするため、幼少時に苦労したためにまだまだこどもの心を捨てきれていないという彼のキャラ設定を行い、なんとなくにくめないキャラに落ち着きました。
10. 五道転輪王の代理人:ミドガルズオルム
そして。トリを飾るのは、鳥ではなく、トカゲ。「癸」の属性を持つ、転生の表象。こちらも、fi?ures 13をベースにしつつ、なんとなくバランスが気に入らなかったので、[左に写真には映っていませんが]ジャングルの神殿の付属物を尾にみたてて輪ゴムでとめたり^_^;ジャンク品の槍を持たせたりしてアレンジしています。一方、キャラ設定ですが、、動画の五道転輪王が、某漫画の主人公である魔法使いでしたが、マズいことに彼は炎の魔法使い…。ああ、、、癸なのに…。カンゼンに失敗でした。
しかし!この魔法使いには、伝説の竜戦士に搭乗する(はずだった)というもうひとつの特徴があります。これを使ってなんとか、水属性に持って来れないか…。ということで産まれたのがこちら。ファンタジー世界をモチーフにしたMMORPGのキャラクターとしての、竜神ミドガルズオルム、いや、龍戦士ミドガルズオルム。ちょうど、Mountainsの龍宮竜兵のライバルとしてゲーム世界で活動する人物は必要なところで、キャラもろかぶりという気もしないでもないですが、、まだ人型をとどめている龍宮クンに対して、翼や尾がはえて既に魔神化してしまった、よりレベルの高いキャラクターという設定でこちらとなりました。
名は説明するまでもないでしょう。北欧神話ファンには垂涎の名ですね。以前に、ヴァイキング演目の『星霜』でオルメンランゲという巨船を登場させましたし、財団私設海難救助隊チーム・ココ・マイアミの着想は『ヨルムンガンド』ですので、そこらとも関係する、思い入れの深い単語です。
いったんはテン・バイヤーズはここで終了の予定でしたので、しりとり的には、前のヴァッサーバーグ君と最初のソア・サンダーアーマーと両方に絡めなければいけません。しかも、途中で続く"追加の三王"のことを思いついてしまったがために、さらに縛りが厳しくなりました…。最終的に、ソアが北欧神話であることにひっかけ、ヴァッサーバーグをドイツ語にし、三王の最初の彼とは、"龍虎"というつながりを作ることによって、なんとか円環を完結させたつもりです。
そして…
ここでやめとけばよかったものを…
やってしまったんですよ。十王ではなくって十三王というやつを。そしてその背後にいる黒幕の三人を。
なぜって?最初に十王の代理人としてオーディションを通っていた六人を、使わないままにテン・バイヤーズが完結してしまったからなんです!!^_^;
十三王:三皇とその代理人たち
11. 蓮華皇の代理人:"白い虎" ハミメロ・ティガー
ハイ。そうしてできたひとりめが、こちら、白い虎こと、ハミメロ・ティガーです。なんじゃこりゃ?と?はい、こちらはfi?ures 13のよくわからん黄色いキャラにジャンク品の黄色パーツと白いパーツを組み合わせて作った異形です…この写真だとわかるのですが、眼も、どこぞの海賊から持ってきた隻眼になっています。
あ。本文にはあえて書かなかったのですがこのヒト、Mountainsのあの子の父親なんですよね。そう、姓が…
はい。思いっきりハロウィンマニアのパンプキン・ティガーです。
ハミメロとは?ハミのメロン。つまり、新疆ウィグル自治区で産する大人気のウリです。こどもがパンプキン(南瓜)ですから親もウリにしたくっていろいろ探して、でも黄色いのがいいなーということでここに落ち着きました。
このため彼の設定が、華僑のアメリカ人ってことになっています。ちなみに、ウィグル族でも、本来のウィグル人でもありません。昨今のアフリカ大陸におけるチウゴクの人々の活躍や、あのマンガの"少将"のイメージも、いずれも着想になっていることはなっているのですが、このヒト自身はアメリカ国籍取得済みです。パンプキンもね。
ところで、十三王の追加三人を入れたところで、十王と十干を掛け合わせたシッパイに気付いたGeneが、三人に追加属性を持たせるにあたり持ち出したのは、音からの掛詞、"三皇"です。チウゴク古代の神々、伏犠、女媧、神農ですが、女媧は別演目ですでに使ってたので、ここでは音だけを使いました。
つまり、「復帰の白い虎」の復帰とは、伏犠のことです^_^;
12. 祇園皇の代理人:"道化" ゼノビア・オーガーグレイヴ
二人めはこちら。ゼノビア・オーガーグレイヴ。祇園って聞いたところでどうしても祇園会のイメージが抜けきれず、牛頭天王絡みで牛の骨の杖を持たせているこちらのカスタム異形魔女を連れてきました。実はもともとはこの人がテン・バイヤーズのリーダー内定だったんですが、テン・バイヤーズがあまりにビジュアル的にうまくまとまったので、異形過ぎて最終オーディション落ちしたというザンネンないわくつきな彼女。そこで、これまたジャンク扱いにしていた別のfi?ures女子のスカートをはかせて黄色と白にして、黄白三連星のなかまに加わってもらいました。
名のゼノビアというのは、ローマ帝国興亡史あるいは中東地域の歴史に詳しい方ならピンとくるでしょう。Geneは寡聞にして知らなかったのですがちょうどキャラ作りの時期にCNNだったかNational GeographicだったかのInternational Women's Day特集記事で取り上げられたことで出逢いました。ローマの軍人皇帝ルキウス・ドミティウス・アウレリアヌスが、各地の反乱を鎮めてローマ帝国の崩壊を200年先延ばしにした三世紀。現在のシリア、パルミラの実質的支配者から、クレオパトラの再来を標榜して東の皇帝となりローマから独立を計ろうとした彼女。ザンネンながら最後はアウレリアヌス帝に敗れ、ローマに連行されますが、なんと彼女、ローマの別荘地に豪邸を構え、ローマの元老院議員と再婚したりとなんとも華麗なる余生を送ったんだとか…。つ、つええ。
その名の音もとてもよい響きでしたので使わせていただきました。
一方、姓のオーガーグレイヴというのは、しりとりと洒落です。前のキャラは、タイガーですよね。タイガーといえば、オニツカですよね?それを英訳して、ogre's graveです。また、このヒト、実はテン・バイヤーズのソア・サンダーアーマーの生き別れた姉という裏設定がありまして、サンダーアーマーという英語二単語の姓と同一文化圏に属することを示唆するためにもこの姓としました。え?なぜ姉弟かって?よーく写真をみていただければわかります。ハイ!マスク(というか顔)が同じです!!\(^o^)/
別名「柔和なジョーカー」。まさに、女媧。Nuwaであり、ジョーカーです。
13. 法界皇の代理人:"獄吏" ブリッツ・"カンナバス"・ローエンフォース
そして十三人め。リーダー、いや、黒幕たる男。ブリッツ・ローエンフォース。またの名をカンナバス。えー、法執行機関にオツトメの方々には大変申し訳ないんですが^_^;彼には、元警官であり税関職員であり、つまり、いろいろとワルを取り締まる役割だったのに堕転して密輸団、転売団の元締めになっているっていう黒設定を設けました。ただ、単なるワルモノではなくって、孤独だった時代を経ての、理由ある堕転といいましょうか。。結局のところ彼もまた、味のあるキャラになったと思っていただければ。
その姓、ローエンフォースはかなり初期の段階から決まっていました。彼もまた、もともとはテン・バイヤーズの一人になるはずだったのですが、その時からこの名は確定。由来はもちろん、law enforcementです。ただ、こうして略すとなぜか、ドイツ語っぽくないですか?え?ロイエンタールにひっぱられてるだけ?
彼はドイツ系のアメリカ人という設定を持っています。そこから、名をブリッツとしました。これ、雷鳴を表すドイツ語です。雷光はドンナー、つまり、Thorのなまりであり、ドイツ語で木曜を表す語であるのに対して、雷鳴ブリッツ。小説や漫画でよく聞きますよね。しりとり的にいえば、13人めの彼からテン・バイヤーズの最初のソア君に戻らなければいけないので、ゲルマン文化かつ雷ということからその名になりました。
前のゼノビアからのつながりも、このゲルマン属性から来ています。パルミラの女王ゼノビアと同時期、ローマの北方辺境を脅かしていたのは、フン族につつかれたオストロゴスやヴィシゴスなどのいわゆるゲルマン民族。その中に、Cannabaudesと呼ばれた族長がいたのです。彼もまた、アウレリアヌス帝に敗れますが、後にその名は、Cannabasとして欧州に語り継がれました。一説には、大麻を意味するカンナビスとの掛詞だったんではないかとも。ヨーロッパではケルトの城砦をオッピドゥスといい、Opiumとも似ている語なのですが、実際にケルトは阿片を生産していたようです(少なくともケシの種は遺跡から出土している)。ケルトの阿片とゲルマンの大麻。なーんとなく、当時の黒社会といいますか、社会の闇が垣間見れる気がして、この名を彼のアダナとして残しました。
彼の二つ名のうち、"獄吏"は『The Lord of the Rings/指輪物語』のゴラム→ゴクリから。手にした力に囚われ正体を失ったキャラですから。シンノーショウモンはもちろん、神農です。神農は、医薬の神さまでもあるんですよね。ですから、彼の名、そして密輸の元締めとしての彼=悪いクスリの人にあてはめました。ただ、、神農といえば牛頭との関係も気になるのでそこはザンネンでした。
三皇:すべての黒幕
三媼/三嫗が一、アフリカのオウナ:蓮華皇ティプナタ
ハイ。ようやく、最終段階。すべての黒幕たる三皇/三媼/三嫗の紹介です。まず、第一のオウナはこちら、アフリカのオウナ、ティプナタ。十三王にいう蓮華王をモデルとしたキャラです。fi?uresのベリーダンサー的なキャラのボディや顔を使いつつ、青銅っぽい鉄兜と、近世の銃関連部品で、意味不明となっているカスタムキャラですが、眺めていて、暗黒大陸探検時代のアフリカを想いおこしたため、こうしてアフリカの魔女というキャラになりました。名は、ザンジバルのアラブ系とスワヒリ系のミックスで、内陸部までいたる大商業圏を築き上げた、悪名も高きティップー・ティプと、『封神演義』のナタク、正式にはナタから。なぜナタクかって?そりゃ、蓮華の産まれですから。
スカートの裾もなんとなく蓮華っぽくなったのですが、はて、蓮華って??と調べていて初めて知りました。レンゲソウと蓮はもちろん違う植物ですが、蓮と睡蓮って、違う植物、いや、そもそも属や科どころか、目すら違うという…。植物における収斂進化なのでしょうか?仏教でいう蓮華は、蓮と睡蓮とどちらも差しているのだそうです。そりゃそうだ、古代にはわからんわい…
さて。アフリカといえば、Geneが好きな単語は、ザンジバルともつながる、タンガニーカ、大地溝帯、そしてもう少し内陸に入ったところにあるルヴェンゾリです。このあたり、小栗虫太郎&栗本薫 両氏の影響多大。睡蓮(Nymphaea)を調べていって、エジプトにおける青睡蓮と白睡蓮の話を知り、特に青睡蓮は、アルカロイド系の神経毒を持ち、ドラッグとしても使用されるためにラトビア、ポーランド、ロシアで禁制品になっているということも知りました。。ビックリ。。でも、神話に出てくる植物ってたいていそんな感じですね^_^;
三媼/三嫗が一、ノルドのオウナ :祇園皇ラタトスク
二人めのオウナは、祇園王をモチーフにした、ラタトスク。fi?ures 13からの採用ですが、こちら、ピンクの弓を持たせたかわいいエルフなのかもしれませんが、、、顔がコワい…。ゆえにこのような存在となりました。繰り返しになりますが、祇園といえば、祇園祭。牛頭天王。疫病と切っても切り離せません。そして、リスは、この国ではかわいい野生動物と思われていますが、アメリカではネズミ同様に、病気を媒介するので触ってはいけない!という…。公園とかにむっちゃいるんですけどね。というか、むっちゃいるからこそか。そこで、彼女にリスの属性を付加し、北欧神話において、世界樹ユグドラシルに棲むリス、ラタトスクと、お付きのものとしてそのラタトスクがケンカを媒介しているワシとヘビ(竜)を表象してもらいました。この名は、英語で言えば、Rat-Toothという意味なので、ますます、病原菌媒介者としてのリスですな…
で、このワシは、フレースヴェルグというのですが、こいつを調べたことでやっとわかりました。コトブキヤさんの『FRAME ARMS GIRL』におけるラスボス的キャラ、フレズヴェルクは、ここから来ているのですねー。ビミョーに換えられているためこれまで由来がわかりませんでした。ラッキー!
キャラ作りでこまったのは、ティプナタとこのラタトスクと、どちらも同じ色違いのスカートをはいているため、なんとなくどちらも植物属性になってしまうこと。実際、世界樹に棲んでいるわけですし…そこで、ティプナタは大地溝帯の古代湖やアフリカを代表する山脈にも関係するので、鉱物と植物のあいだということにし、ラタトスクは植物と動物を象徴し、続くラ・コンテス・プワゾンを、動物(サカナ)と鉱物(錬金術)の中間として設定しました。連環する三人の魔女、三つの世界、ということで。
三媼/三嫗が一、地中海のオウナ :法界皇ラ・コンテス・プワゾン
最後のオウナ、三皇の筆頭。すべての黒幕にして、ローエンフォースを操りブラックマーケットを創り出したオウナ。それが、法界王をモチーフとする、こちら、ラ・コンテス・プワゾン、すなわち毒伯爵夫人です。彼女もfi?ures 13から、意図してかせずか、何やらコワい顔の女子です^_^;毒伯爵夫人/毒女伯爵というとなんとなく、機械伯爵なんかも彷彿させますが、名前の由来は、河惣益巳さんの『風の城砦(カスバ)』の主人公ソレイユ・ルナの二つ名、ラ・コンテス・ブリューすなわち、青の女伯爵です。ゆえに、フランスの古城に棲むという設定。ちなみにこちらの作品には、ベルベール系のトゥアレグ族の若者が登場します。いやー、トゥアレグ族、青と白とキャメルのコントラストに、彫が深く思慮深さが感じ取れる顔だち。超美しい!!!過酷な環境と厳しい歴史を経てきた彼らゆえの内面の美しさを、あらゆる写真から感じる、Geneの憧れの人々です。
…話が逸れましたが、、キャラはとりあえず作ったものの、ローエンフォースとの絡み、特に、ローエンフォースがいかにして"十王の代理人"を集めるに至ったか、という点ではうまいエピソードが思いつかず、なんだかムリヤリな話になってしまいました。しかし、結果、どうにも友達作りがうまくなくヘンクツであるGeneの話みたいだな…という感じになり、そこそこ満足しています。自伝、ブリッツ・"カンナバス"・ローエンフォース^_^;
ところで、法界皇である彼女の代理人が、ローエンフォースというのは、意味がつながっており、祇園皇の代理人が牛頭の杖を持ったゼノビアであるのもまだ何とかなっているのですが、蓮華皇とハミメロ・ティガーの関係はちょっとビミョーに思いませんか?え?すぐわかるって??そう、それはTiger Lilyであり、オニユリほかさまざまな斑紋をもったユリの名であり、それらにちなんだバンド名、映画や小説のタイトルなど、なにかと縁の深いトラとユリなのでした。
Epilogue
というわけで、一ヶ月に渡ってダラダラと続けてきた、キャラクター作成練習演目^_^;『The Return of Ten-Buyers』。ここらでしめくくりとしたいと思います。きっと、数か月後にみたとき、じぶんでも、その名の由来やしりとりについて忘れてしまって悩むだろうと思い、こうしてさらにだらだらと書き連ねておきました。
来月から、少々仕事が変わるもので、割ける時間が明らかでなく、4月演目以降はどのような形で続けて行こうか考えているこの3月31日。とりあえず、毎月プレモを飾りかえる、については維持していきたいので、写真ベースか、動画になるか、まだわかりませんが、続けていけたらいいなーと思っています。
だってきょうも朝一番に、プレモ満載段ボールが届きましたので!!!
では、また、いずれ。…って言ってすぐだったりして^_^;