Apr 2015 - p3/p5 -
極東に集結しつつある各国の精鋭、EURUPOLのLYNX、ツグマ・フォース、香港国際警察、そして…われらがイチゴちゃんたち。"コロさず"の理想は貫かれるのか?二匹の虎、ヴラジーミルとシーフーの野望は潰えるのか!?いざ、東京湾へ!
第三章 接岸
ドドド
ドドド
ドドド
ドドド
ドドド
ドドド
この船はッ!
われわれは
この船を
知っている!?
いや知らないでしょう^_^;
初登場です\(^o^)/
もとい
悪・即・射!!
物部伊織
featuring 蘇我伊織&斉藤一
ダメだよ、伊織。
おれたちのモットーは
"コロさず"!!
心に逆刃刀をネ
藁実神威
featuring 神御蔵一號&緋村剣心
お前ら
警戒を怠るなよ
くっちゃべってるならコーヒー淹れろ
副官・郷 智
featuring 速田仁
お?ポインター、何か見つけたか?
鷲尾竜二
featuring 梶尾竜一
クゥーン クゥーン
(きもちわるい…船酔いした…)
ポインター4号
featuring ポインター3号^_^;
(鷲尾、おまえホントにポインターのことわかってんのか?ホントにハンドラーなのか?)
新橋誠一郎
featuring 古橋誠二郎
クゥゥゥーン クゥゥゥーン (おえーーー もう降りたいー) |
おい、みんな、そろそろ二虎会談が行われるという島に着くぞ!
隊長・香取優樹
featuring
香椎秀樹
隊員のヒソヒソ話
「島ってどこっすか?」
「猿島だろ。」
「いやこういう時は、
"S島”じゃないか??」
「でも猿島なら、東京じゃなくて神奈川…」
「あ、じゃ違うかー。」
「東京湾に浮かぶ某無人島っすね。」
「あ、じゃ違うかー。」
「東京湾に浮かぶ某無人島っすね。」
テルマ、一度船を停めてくれ
キャーキャー
わたし、スゴくない?
船舶免許もないし、
船触るのも初めてなのに
ちゃんと操縦できてるわ!!
樹(いつき)テルマ
featuring 林イルマ
郷「テルマ、この船はほぼ自動操縦なんだ。
テルマ「あ、、そう…。」
香取「だがいまは違う。どうもおかしい。一度船を停めて様子をみたい。手動操縦で停船してくれ。ボタンひとつ押すだけだけどな。」
テルマ「えー、つまんなーい。あ、でも次発進するときはあれ言っていいでしょ?『オーケアニデス、全速前進!!』って。」
一同「…。」
香取「郷、どうだ?」
郷「隊長、島に一切兵の気配がありません。おかしい。。トラたちは兵団を率いているんじゃあないのか?」
郷「とにかく総員、厳戒態勢を続けてくれ。」
藁実「うおーー!」
物部「藁実、うるさいぞ。」
藁実「やるぞー!」
物部「…うるさい…」
香取「よし、考えていても始まらない。テルマ、船を進めてくれ。接岸だ。上陸後は各員、作戦通りに展開。分散行動になるが、各々本分を尽くしてくれ。じゃ、いくぞ!」
一同「ハッ!」
テルマ
「オーケアニデス、
全速前進!!」
新橋「バカ、全速だと座礁するだろーが。そっと着けろ、そっと。」
鷲尾「そうだそうだ、ポインターがもどしちゃうだろ?鬼太郎袋ないんだぞ。」
テルマ「えーーーー。」
藁実「"アムールの虎"、"遼東の虎"、みてろよ。いまこの、"下町の虎"こと藁実神威さまが…」
物部「あまり強そうじゃないな。お前が"下町の虎"ならおれは"石上(いそのかみ)の虎"だ。どうだ、このほうが強そうだろう。お前は下、おれは上、ちょうどいいしな。」
藁実「んだよ、たまに喋ったらイヤミかよ。その仇名、シーフーとかぶってんぞ。」
物部「…。(た、たしかに…。)」
香取「さあ、行くぞ!」
一同「おうっ!!」
(つづく)