Sep 2014 - p7/p7 -
そして…。すべては落ち着き…。ふたたび、もとの平穏な世界へ。"pax fantasica"へ。『ENGINE ~ Motor Age』。とある世界の、とあるアメリカの、お話お話。Santa Cruz Mountains, California.
Route 66, California.
Las Vegas and Hoover Dam, Nevada.
... And ?
第四部
WE ARE THE CHAMPIONS
「じゃあな、みんな、また来年な!」
「おう、みんなきをつけてな~」
「じゃあ、滴ちゃん、そろそろ帰ろうか?」
「潮くん、わたし、コロラド河を降って帰ることにするわ。赤い河よ~♪」
「うーん、それはちょっとムリかな~ ことしは旱魃で水不足だし。」
「ざーんねーん」
「コラー、おまえたちー、スピード出し過ぎだぞー!」
「そっちのキミたちも!特に女の子!ヘルメットかぶんなきゃ!」
「…あれ誰だろ?ネバダ州警察の制服じゃないよね??」
「カリフォルニアまで来てしまったね。」
「レッドウッドの香りがするよ。」
「おーい、キミたち、ヨーロッパの人?」
「ヤー~」
「ウィー~」
「ミタノニ…。」
「マア、イッカ。ソノウチ マタ ヤッテクル ダロウカラ ソノトキ タイチョウ ニ ショウカイ シヨウ。イマハ トニカク ゲンキヲ ダソウ。」
「きみ、変わった服着てるね。」
「じいちゃん、カナダまで一緒に帰る?」
「もちろんじゃ。」
「よし、じゃあ行こうかッ!」
ワイワイ ガヤガヤ |
『ENGINE ~ Motor Age』
エンジンとは
山に
海に
そして空に
ワレワレをはばたかせてくれる
すばらしいテクノロジーである
エピローグ NOW I'M HERE
オレゴン。路上にて。
ドコドコドコドコ |
「あれー?
どこだー?」
「ラスベガスって、
どっちだ??」
「4943 農家のトラクターと男の子(egg)」
「来月までに
届けてって言われたけど
よゆうあるから
ちょっと寄って
いきたいんだけど…。
モーターショウ
みたいなー。」
「工事のおじさん、知らない?」 「うーん、ベガスか?遠いぞー」 |
「あれ?届けるのはカボチャだっけ!?」 「まちがえた!ニンジン持ってきちゃった!」 |
「うーん、ボウズ、そりゃいちどうちまで帰ったほうがいいな。」
「ええ~」
「そのあいだにおれが、ベガスまでの近道、造っておいてやるからさ。」
「はーい!」
(おしまい)
エンドロール
第一部 WILD ROAD どこまで行こう 終わりはいつでもそばにある
- 第一章 WE WILL ROCK YOU
- 3219 アドベンチャーオフロードピックアップ 4X4
- 3222 アドベンチャーオフロードバイク : シアトルの男
- 第二章 ON THE ROAD
- 3831 チョッパーライダー : アメリカンおやじ
- 5118 カスタムバイク : バイエルンの青年
- 5524 スポーツバイク : ベルリンの青年
- 3832 三輪バイクのカップル a.k.a. モータートライク
: 尚輝&來未(?)
第二部 もうかりまっかぼちぼちでんな もうかりまっかあきまへんわ
- 第一章 OFF THE ROAD
- 4427 All Terrain Bike [ATV]
a.k.a. 四輪バイク : ハンブルクの青年 - 4426 オフロードバイク : マルセイユの青年
- 第二章 RADIO GAGA
- 3184 恐竜の化石発掘 より スノーモービル(コンテナ省略)
: ジョー・ジョースター - 4698 こどもモトクロス : ジョシュア・ジョースター
- 5429 山岳救助隊とクワッド : ジョースターのじいちゃん
- 第三章 SMOKE ON THE WATER
- 4863 ビーチバギー : 丘野 陸
- 5992 ホリデーアイランド より ジェットスキー
- fi?ures series 4 ガールズ 9 ライフガード:海野 滴
- 3326 ジェットスキーレーサー : 風巻 潮
- 第四章 UNDER THE PRESSURE
- 4478 海底探検ポッド a.k.a. 深海探検ポッド : ココ隊員
第三部 まだまだあるぜ オレはヒミツだらけ
- 第一章 SWEET LIL' DEVIL
- 3282 スペースエイリアンクルーザー : センチグレイド
- 4590 エイリアン(special) : ファーレンハイト
- 第二章 DON'T STOP ME NOW
- 5290 トップエージェントとバランスレーサー
- 5816 ブリスターセット 警察官と泥棒よりサングラスの警察官
- 第三章 SHOW MUST GO ON
- 4604 ロボット a.k.a. ロボスケーター(special)
: Drone In Yellow ver 4.95 a.k.a. D4C a.k.a. ディー - 第四章 GOOD OLD-FASHIONED LOVER BOY
- 4910 潜水ダイバーとゴムボート(潜水ダイバー省略)
- 4693 警察の特殊部隊(special) : グレイソソ・ピアース
第四部 WE ARE THE CHAMPIONS
- ENGINE All Starz
エピローグ NOW I'M HERE
- 4943 農家のトラクターと男の子(egg) : オレゴンボーイ
- 6340 ミニショベルカー(add-on)
- 6339 工事作業員の二人(add-on)より : gene
あとがき
はじめに
えー。。。いったい、なんだったのでしょうか、9月の演目。訳がわからない構成となってしまいましたが^_^; プレモの車輛特集。お楽しみいただければ幸いですm(_ _)m昨年もでしたが、祭りや自然の行事らしい行事の少ない9月。夏休みの8月や収穫祭だらけの10月に比べて、演目は悩みます。今回、ザ・演目という感じで『オズの魔法使い』や、シーズン2の放送が決まったらしい『Once Upon A Time』などいくつか候補もあったのですがプレモ不足や演目としての起承転結のイメージがわかず中断。
防災の日に絡めて消防隊員をやればよかったかなあ。はてさて。
追記:代わりに"production 75"で防災特集やりました。
geneのメモによれば、ずっと以前に立てた2014年の月替わりプランでは、9月には『ENGINE』と書いてありました。察するに、プレモの車輛を使ってクルマ雑誌やバイク雑誌のようなことをやろうとしていたのか?定かではありませんが、まあ、じゃ、やるか、とひとまず腰をあげました。冒頭の2ページほど、書き出しが澄ました車雑誌(『NAVI』とか?いやいやレベルが違うか^_^;)の書きっぷりぽくなってるのはそのせい。
しかし…いざ進めていくうちにとんでもないことに^_^; よく言えば『フロム・ダスク・ティル・ドーン』のように、前半と後半でまったく違う内容、違うジャンル、みごと裏切ったものとなりました。スミマセン。
プレモの車輛
ここで放出したのは、geneの所蔵するプレモのうち、駆動系としてのエンジンが付いている設定のもの(と、おそらくエンジンないしはそれに相当するモーター的機構が付いているであろう3つ)、すべてです。(注:当初、1台未掲載となっており、即日気付いて即日加えました^_^;)結果、計21台が出演。
- 四輪車 5台
- 四輪駆動車 1台 : 3219
- ATV 3台 : 4427, 5429, 4863
- 特殊車両(トラクター) : 4943
- 三輪車 1台 : 3832
- 二輪車 7台
- オフロードバイク 3台 : 3222, 4426, 4698
- オンロードバイク 3台 : 3831, 5118, 5524
- セグウ○イ 1台 : 5290
- キャタピラ 2機 : 3184, 6340
- 船舶 4隻
- ジェットスキー 2隻 : 5992, 3326
- ゴムボートと船外機 1隻 : 4910
- 潜水ポッド 1隻 : 4478
- 飛宙艇(レシプロ3翼) × 多脚戦車(三脚) 1機 : 3282
- オートスケート 1足^_^; : 4604
ご存じのようにプレモにはまだまだ大型の駆動機械がたくさんあります。CONLINESのタンカーや資源輸送車、P&M建設の大型建設機械、Lufthansaの航空機、レーシングカー、ヘリコプター、レシプロ飛行機などなど。しかしながらgeneは大型すぎる個体は買わない傾向にあり、わずかに保有する大物も、中世から近世の船舶で、動力はオールか風。エンジン搭載プレモとしては最大のアイテムでも3219の四輪駆動車となっています。まあ、これはこれで、かなりでかいです。
対してプレモ1体と車輛1台の組み合わせのミニセットはかなり好きで、4426、4427をはじめとしてそれなりに揃えてきました。オートバイは時々、5,6台がシリーズで展開されるので、その都度、カラーリングが気に入ったものを集めています。プレモのオートバイについてはこちらのページがとても詳しいのでご参考にどうぞ。3698、残念ながらまだ手に入っていません。ちなみにgeneが実際に乗っていたオートバイは、単気筒の250ccでした。似たのは、うーん、プレモの中にはないかな。(四輪では、カリフォルニアやラスベガス近辺を走りまくったのも四輪駆動のSUV。Jeep Cherokee!と渡米前時代のなつかしのマツダ Eunos Roadster!)
工事車輛は唯一、小型のものを購入していました。これ、アーム部分が稼働する、ベースが回転する、もちろんキャタピラーは動く、それらを可動変型させてアームが上がった状態で固定して飾ることもできる、と優れもの。運転手はついていませんので別の建設add-onから招聘しました。こちらでgeneの架空の成長後を演じているPM建設従業員の彼です。
農業車輛も、大きめのトラクターや材木輸送車は、某店でオールドを安く見つけてはいるのですがいまだスルーしており、こちらは青いイースターエッグに入ったちっちゃなモデル。でもこれ、(こどもと帽子の2点、ニンジンの2点×3の6点を入れて)部品点数31個!という超充実パッケージで。トラクターだけで23部品。ゴムタイヤとホイールや荷台を組んでいくところが面白い、遊べるモデルになってます。出来上がりもかわいいし、可動部多いし、オススメです。
変わり種はセグウ○イでしょうか。正式には"バランスレーサー"と呼ばれています。本来は宇宙時代っぽい人が搭乗。でもgeneのところでは7月から警察官に与えてしまいました。似合ってます^^
プレモ・オールスターズ
ASBではないですが、本来はパラレルワールドであるはずの各演目や舞台裏がいろいろと混線し、さまざまな設定が交錯、そして隠しネタ満載となったのも、今回の演目のひとつの特徴。たとえばジョジョネタシリーズ。2013年8月分として公開している極地探検の演目『真夏の少年の夢』の裏話で書いた、冒険家ジョー・ジョースターのお父さんの行方に関するその後がここで明らかに。なんと生きていた!しかも、ジョーには息子がいて、ジョーのこども時代とウリふたつ。母親はおそらく同じ極地探検隊員でジョーの恋人だったリサ・カニンガム博士なんでしょう。
それから7月演目 『ツグマ・フォース - サカの神酒』。あれはスタントがいたりと、カンゼンに演目として書いていましたが、なんとグレイソソ・ピアース隊長は実在していた!?黒いゴムボートになんか見覚えが、、と言っていますがそれもそのはず。7月演目では、グレイソソ自身(正確にはそのスタントのジェットスキーヤー)がカスピ海湖上で取り締まった悪役の乗り物として登場しているのです。ボートは米中合作。チウゴクデザイン。という設定。つまり、黄麻党なのか、もしくはそれを欺いていた一部の悪党たちなのか、どちらかの背後にあの組織がいたということ??
"production 75"で小ネタとしてやっていたスペースファンタジーもつなげました。かぐや姫を追って地球(?)にやってきたエイリアン。太古の魚類から進化したとウワサのダンクル・オステウス。そのオステウスさんを追ってきた別の種族のエイリアン。以前にも登場していますが、あらためて名前が判明。色の薄いほうが"センチグレイド"、濃いほうが"ファーレンハイト"。グレイソソは実在を認めませんが、どうもエイリアン、ホントにいるようです(笑)
あとは、8月演目のビーチパーティ『pax vacation - 夏の日の思い出、夏の日の出会い』でおなじみの、滴、潮、そしてチャラ男の陸。斎と空は未出演に終わりましたが、初の、二か月連続、同じキャラとしての登場となりました。
ちょっと振り返り
ただ、こうしてみるとチト問題も…。そう、最近、"pax fantasica"と"production 75"が、どんどん区別がなくなっている…。というよりむしろ逆転している…。あらためて最初から読み返してみて、うーんこりゃチトまずいね、と^_^;もともと月替わりで出すプレモを撮影して劇団の演目風に紹介しようとしていたのが"pax fantasica"。対して、そこに登場するプレモを役者と見立ててできるだけ素のままでアイテム紹介しようとしていたのが"production 75"。いわば、映画やドラマと、番宣バラエティとか映画雑誌とかなわけですが、、いつのまにか、"production 75"でも小ネタと称してあれやこれやプチ演目を繰り広げるようになってしまい…。紹介されているのが役者なのか役なのかわからない(T_T) また、"pax fantasica"は性質上、写真点数は少なく、その替わりにセリフがある、ゆえに"演目"だったのですが、最近は、6月のファッションショウ『PAX FASHION WEEK - MALTA GIRLS COLLECTION』以来、月に複数ページにわけて掲載するのが定着してきた始末…。
たぶん原因は、プレモ写真の撮影のコツがちょっとわかってきて写真点数が増えに増えてしまったことと、キャラ設定が楽しくなり、かつ、その設定をスターシステム的に使い続けてしまうので雪ダルマだるま式でエピソードが増えてしまうことと、二つが主要因。ジョースター家ネタ/財団ネタとか、まさにこれ。
むむむ。
ま、geneとしては撮ってて書いてて楽しければそれでいいのですが、両者の差別化ができていないと書きわける意味がないといいますか、たとえばこの9月演目は、書きっぷりがほとんど"production 75"のコードになってしまっている -写真、簡単な紹介、プレモ型番、という流れで続いていくところとか、1ページごとに別の日掲載にしてしまえばまるっきりアッチ- ので、マンネリ化しやすいですかね。。。
というわけで、あらためまして。
- "pax fantasica"
- 演目。キャラ名、セリフ、場面を重視。
- 月替わりシーズンテーマ重視。場面は少なめに。
- たまに、月に複数ページの大長編もあり。
- "production 75"
- プレモ紹介。できるだけオリジナル。型番、解説。
- 演目での役回りと思い入れ紹介。
- カスタムの場合はキャラ設定も紹介。
- 小ネタやる場合もあくまでコントとして。ほどほどに。
- 小ネタやる場合もあくまでシーン再現程度に。
というマイルールで行こうと思います。ひとまず。
Self Control!!(笑)
サブタイトルの由来
さて。最後に。気付いた方は気付いたと思われます、今回の、第○部、第○章のところのサブタイトルは、基本、QueenネタとB'zネタで用意しました。一部、ON THE ROADはジャック・ケルアック、OFF THE ROADはそのもじり(OFF THE ROCKじゃないよ!)、SMOKE ON THE WATERは11月演目への伏線となる(?)Deep Purpleとありますが、まあそれも含めて、geneの10代後半からハタチ頃の音楽経験ベースです。きっかけはこちらでも書きましたが、9月5日、故・フレディ・マーキュリーの誕生日にちなんで。B'zは、演目の舞台ともなりましたカリフォルニア、ネバダ、アリゾナ、コロラドなどの道を旅する雰囲気に歌詞やタイトルが近いなと前々から思っていました二枚組アルバム『The 7th Blues』から。サブタイトルのほか、本文にもひとつ、『赤い河』が登場しています!わかったかな?
いつもクラブミュージックや洋楽中心に紹介しているgeneですが、小学生の頃はチェッカーズ、中学生はTM NetworkとTHE ALFEE、その後B'zからの、Queenでようやく洋楽デビュー、という、わりと遅咲きな子でした。まあ、アニキもいない、近所のフリョウのギター少年もいない、ラジオファンでもないというよくいる普通の田舎の子です。
洋楽の知識は実際に自分が聴く音楽(ハウス、テクノ、EDM、その他有名どころの洋楽)以外だと、いつも参照している『ジョジョ』や、11月演目予定のとある漫画からも仕入れたものが中心。ツグマのアンドロイド隊員だと判明(?)した彼の名前、D4Cは、ジョジョ第七部STEEL BALL RUNの大統領のスタンド名「D4C - Dirty Deeds Done Dirt Cheap/いともたやすく行われるえげつない行為」より。いやー、Drone In Yellow ver 4.95 - completedっていうコジツケは、さすがにgeneでも、クルシイ!と感じています^_^;
次回予告
さてさて。ほんとに最後に。あらためて"pax fantasica"のコードを定義したところで(笑)、実は来月10月の演目は既に構想はバッチリ決定しています。なんといっても、あれとあれの季節なので。すでに雑貨屋さんやドイツ料理屋さんは、商戦まっさかりですよね!?というわけで、最後のシーンで登場した農家のこどもは、その伏線。
お楽しみに!